出版社内容情報
チョムスキー理論は言語学に革命を引き起こしたのにとどまらず、心理学、哲学等々に多大なインパクトを及ぼした。第一線の研究者を動員して、20世紀の知的巨人の全貌を浮き彫りにしたハンドブック。
内容説明
革命的言語理論を唱え、関連諸領域に鮮烈なインパクトを及ぼしている現代の知的巨人。たえず深化・発展をとげているその理論の精髄と展望、さらに人間像も浮彫りにした待望の手引き。
目次
1 人間チョムスキー
2 チョムスキー理論の方法論的背景
3 チョムスキー理論の目指すもの
4 チョムスキー理論の現状
5 チョムスキー理論と英文法
6 チョムスキー理論を溯る
7 チョムスキーと言語学界
8 チョムスキーのインパクト
9 チョムスキーと政治
10チョムスキー理論の成果と展望
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yooou
3
斜め読みですが。生成文法理論はやっぱり難しすぎて訳がわかりませんでした。2014/10/21
books
0
チョムスキーの裏話がおもしろい。具体的な分析は、他の本を読んだ方がいいと思う。この本は小辞典ということで、分析の流れが細かくは書かれていなので。
SNagai
0
1986初版。この頃までのチョムスキー の理論について、またそれが各方面へ与えた影響がレビューされている。参考文献も豊富にリストアップされているので、この分野を深く見て行こうとするのに役立つだろう。このような本の、現時点での改版があるとよいのだが。2018/12/27