Series SAISON
セゾンの挫折と再生

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 252p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784434143137
  • NDC分類 335.58
  • Cコード C0095

内容説明

戦後日本の企業経営の中で、流通革命と経営革新においてセゾングループが果たした役割には、きわめてめざましいものがあった。しかし、バブル経済の崩壊後はグループ各社も経営危機に陥り、セゾングループ解体への道をたどる。本書は、セゾングループの破綻した企業と、グループの解体過程、そしてその後にセゾン文化を継承して再生・発展した企業のケーススタディである。

目次

序章 セゾンの理念とグループの形成(堤清二の経営理念・経営哲学;創業者堤康次郎・堤清二および百貨店経営の革新 ほか)
第1章 バブル経済下の繁栄と挫折の要因(西洋環境開発の不動産投資;西友と東京シティファイナンスの業容拡大 ほか)
第2章 セゾングループの損失処理と解体(インターコンチネンタルホテルズの買収と売却;東京シティファイナンスの経営破綻 ほか)
第3章 旧セゾン各社の独立と再生(クレディセゾンの戦略的提携の推進;パルコとロフトの変遷 ほか)
エピローグ セゾングループの残したもの

著者等紹介

由井常彦[ユイツネヒコ]
1931(昭和6)年、長野県生。1955年東京大学経済学部卒業、1960年同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。明治大学経営学部教授、文京女子大学(現、文京学院大学)教授などを経て、1999年から三井文庫長

田付茉莉子[タツキマリコ]
1944(昭和19)年、東京都生。1968年東京大学経済学部卒業、1974年同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学修士。(財)日本経営史研究所研究員、帝京大学経済学部教授、恵泉女学院大学教授などを経て、青山学院大学経済学部教授

伊藤修[イトウオサム]
1956(昭和31)年、長野県生。1976年東京大学経済学部卒業。1984年同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。大蔵省財政金融研究所研究員、神奈川大学経済学部教授などを経て、埼玉大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。