月の科学―月探査の歴史とその将来

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  • サイズ A5判/ページ数 297p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784431708827
  • NDC分類 446
  • Cコード C3044

内容説明

本書は、1960年代のアポロ計画と1994年のクレメンタイン・ミッションから得られた科学的成果について書き記している。後者は月全面の調査を行った最初の月探査であり、月の南極付近に氷が存在するという予想もしなかった発見をした。本書は月の組成と地質学的歴史をくわしく説明する。月の地殻の性質とその進化をさかのぼり、現在ひろく受け入れられている(しかし、まだ証明はされていない)月の起源に関する巨大衝突説についても説明している。

目次

第1章 月を研究する
第2章 月の世界
第3章 月の探査
第4章 月の塵、レゴリス
第5章 火は内側に:月の海の火山作用と地質活動
第6章 月の陸地:地殻の形成と進化
第7章 月はどこから
第8章 月への回帰
第9章 なぜ?月へ戻る4つの理由
第10章 いかに?月の探査と利用のステップ
第11章 いつ?何が我々を止めているか?

著者等紹介

スピューディス,ポール・D.[Spudis,Paul D.]
月惑星研究所(テキサス州ヒューストン)の地質学者。クレメンタイン・ミッションの科学チームの副リーダー、月面基地設立に関する可能性を調査するホワイトハウス(大統領府)委員会など、多くの諮問委員会の委員を歴任
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