世界で一番美しい元素図鑑

個数:
電子版価格
¥4,180
  • 電書あり
  • 動画あり

世界で一番美しい元素図鑑

  • ウェブストアに11冊在庫がございます。(2024年04月18日 17時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B4判/ページ数 240p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784422420042
  • NDC分類 431.11
  • Cコード C0043

出版社内容情報



根源118の元素を、最高に美しい写真で表現した元素百科

いかなるものも、無に帰ることはできえない、万物は分解されて元素に帰する。
― ルクレティウス「事物の本性について」(紀元前50年)

内容説明文:
本書は宇宙に存在するすべての元素のもっとも網羅的なポートレートであり、宇宙の根源の百科事典といえる。どの元素にも純粋状態と並んで、我々が日常生活で見かける化合物や応用製品の代表例が美しい写真で紹介されている。各元素に付された科学的な知見に基づいた解説はユーモアにあふれ、その元素の発見、性質、用途などについて、様々なエピソードや意外な物語を教えてくれる。各元素の科学的データも詳細にわたり、巻末の美しい元素周期表も必見。「ユーモアあふれる科学エッセー」「美しい写真集」「最新の元素データ集」という3つの顔を併せ持つ、研究者、教員、図書館、中高生、すべての科学ファン必携の1冊。

本書の特色:
・美しい写真……左頁には元素の純粋状態の大きな写真、右頁にはその用途・使用例がやはり美しい写真で掲載されている。意外な製品に意外な元素が使われているなど写真を見るだけで驚きの連続
・全米で刊行後1年で20万部のベストセラー……ノーベル化学賞受賞者をはじめとする専門家から、数多くの賛辞が寄せられている
・最新の科学データを満載……原子量、原子半径、結晶構造図、電子配置、原子発光スペクトル、どの温度帯で固体・液体・気体の形をとるかなどの重要な科学的データが、わかりやすく示されている
・元素周期表のロジックをわかりやすく説明……元素周期表の構造、量子力学の基礎などの説明などもしっかりされている。この本さえあれば、みんな化学大好き人間に!
ハードサイエンスと写真芸術の究極の合体……元素一つひとつの解説も卓越したおもしろさ。宇宙のありとあらゆる物質の根源の姿をこの本たった1冊で手元に置くことができる!

推薦文:
著者のセオドア・グレイは、周期表への熱い思いを抱き、彼のコレクションはどんな博物館にもひけをとらない。独特のウイットと博識で、そして何よりもまず見事な写真で、彼は元素のユニークな性質と用途を--身近なものから突飛なものまで--興味の尽きない例を挙げて教えてくれる。見て美しく、読んで楽しいこの本は、単なる元素のガイドブックではない。この世界を作っている物質に対するあなたの見方を大きく変化させる、目から鱗の一冊である。(オリヴァー・サックス/神経医学者、『レナードの朝』『タングステンおじさん』などの著者)


この元素の本は、スタイルの点でも内容の点でも、元素をあつかった他のすべての本を印象の薄いものにしてしまう。黒をバックに見事なセンスで配置された写真のすばらしさ。そこに付された短い解説文の中で、著者グレイは選び抜かれた言葉を操って元素の用途を描写し、歴史を掘り下げ、さらにはこの世界に鋭いコメントで切り込んでさえ見せる。何とも楽しい思いをさせてもらった。(ロアルド・ホフマン/化学者、1981年ノーベル化学賞受賞者)

【著者】セオドア・グレイ(Theodore Gray)
元素コレクター。本業は、数式処理システム「Mathematica」や質問応答システム「Wolfram Alpha」の開発で世界的に知られるコンピュータ・ソフトフェア会社ウルフラム・リサーチの共同創立者で、現在は同社ユーザーインターフェース技術部門責任者。サイエンスライターとして周期表をテーマとしたウェブサイトperiodictable.comの主宰者として、大学、学校、博物館向けの写真入り周期表の制作などの普及活動を行なっている。周期表(英語でperiodic table)をかたどって中にそれぞれの元素を収めた木製の机「周期表テーブル(Periodic Table Table)(本書235ページ)を制作したことに対して、2002年、ユーモアにあふれる科学研究に与えられる「イグノーベル賞」(化学部門)」を贈られている。

【写真】ニック・マン(Nick Mann)
フリーカメラマン。17歳で最初の写真集を出版。おそらく、世界で一番多数の元素を撮影した写真家である。

内容説明

元素の純粋状態、用途、使用例を美しい写真で掲載した118元素の解説書。科学エッセーや最新の科学的データも満載。

著者等紹介

グレイ,セオドア[グレイ,セオドア][Gray,Theodore]
元素コレクター。本業は、数式処理システム「Mathematica」や質問応答システム「Wolfram Alpha」の開発で世界的に知られるコンピューター・ソフトウェア会社ウルフラム・リサーチの共同創立者で、現在は同社ユーザーインターフェース技術部門責任者。サイエンスライターとしても活躍し、「ポピュラー・サイエンス」誌にコラムを長期連載している。周期表をテーマとしたウェブサイトperiodictable.comの主宰者として、大学、学校、博物館向けの写真入り周期表の制作などの普及活動を行っている

マン,ニック[マン,ニック][Mann,Nick]
フリーカメラマン。17歳で最初の写真集を出版。おそらく、世界で一番多数の元素を撮影した写真家である。風景写真、スポーツ写真、イベント写真なども手がけて高い評価を得ている

若林文高[ワカバヤシフミタカ]
国立科学博物館理工学研究部研究主幹。専門は触媒化学、物理化学、化学教育・化学普及。博士(理学)。1955年東京生まれ。京都大学理学部化学科卒業、東京大学大学院理学系研究科修士課程修了

武井摩利[タケイマリ]
1959年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

172
元素表の順に手に入れられる実物を撮り解説を加えた図鑑。化学は苦手だったがまた何度も読んで勉強してみたいと思わせられる一冊だった。2012/06/11

ちはや@灯れ松明の火

146
世界で一番美しい元素は何だろう。永遠を謳いながら高温で二酸化炭素になるダイヤモンド、最高の光反射率を誇っても黒ずみやすい銀、貴金属の王と讃えられようと耐腐食性も硬度も価格もナンバーワンじゃない金。モネの愛した鉛白・カドミウムイエロー・バーミリオン(硫化水銀)・コバルトブルー・クロムグリーン、毒性顔料揃い踏み。暗闇を照らすラジウムの光は放射能、秒単位で消えるものもある儚いアスタチン、実用的なのにさえない名前で損してるホウ素。どれが一番なんて決められない、この世界のすべてを形作っている美しい元素たちの図鑑。 2016/06/29

修一郎

142
今ちょうど化学の勉強をしているところなので,この美しい元素写真を眺めるのは息抜きにぴったりだ。ヴィジュアル本なんだけど,元素一つ一つに律儀に添えられているコラムが愛にあふれていて102編の珠玉のエッセイ集のようだ。無名の元素にも万遍なく目配りした創りが誠実でよろしい。「目立ちたがりドナルド・トランプは自分の名前を冠した高層ビルを建てるが,奥ゆかしい科学者は自分が発見したのでない元素に自分の名前を付けていただくのだ…」や,「元素の中で一番無名で役立たずなのはツリウムだ」なんて文章にニヤニヤ。あぁ楽しかった。2017/01/30

seacalf

130
やっと読みきった。化学の知識はからっきしだが、大判で美麗な写真とユニークで軽妙な語り口の説明で非常にとっつきやすく元素を紹介してくれている。様々な元素由来の物珍しい品々が載っており眺めるだけでも楽しくて面白さに一役買っている。内容を逐一理解するには優秀なガイドが必要だが、地球上の金はごくわずかしかなく、人類の歴史の中でこれまでに得られた金を全部集めても1辺が約18mの立方体に収まるなど多様な雑学の宝庫でもあり、化学に疎い一般人にも間口を広げて元素を魅力的に紹介するひとつのアイテムとして成功していると思う。2018/12/28

のっち♬

127
著者が7年程かけて収集した元素コレクションの写真と解説。ただ純物を提示するだけでなく、無色気体は可視化したりイメージ画像にして大人から子供まで視覚的に楽しめるよう配慮している。化合物アイテムも豊富でエピソードも面白い。写真はどれも美しく、撮影者は良い仕事をした。本業はライターらしく解説はかなり主観的でウィットに富み、明解さと親近感を重視。原子核内の配置が少し変わるだけで反応性や用途が激変する性質のユニークさを上手く抽出しており、魅力が乏しければ歴史や逸話で通すフランクさも程良い。化学アレルギーにこの一冊。2023/05/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/626661
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。