内容説明
本書は、世界的な注目を集めている付加価値税について、理論・歴史・制度の3つの側面から分析している。歴史および制度面は、OECD諸国に焦点を当てている。ただし、アイスランド、メキシコ、それに今年から付加価値税を導入したスイスの3カ国については、情報が不足していることもあって考慮の対象からはずしてある。
目次
第1章 付加価値税の基礎理論
第2章 付加価値税の実行上の諸問題
第3章 付加価値税の経済および政府収入におよぼす効果
第4章 ヨーロッパ諸国における付加価値税の歴史
第5章 ヨーロッパ諸国の付加価値税
第6章 ニュージーランドの付加価値税
第7章 カナダの付加価値税
第8章 わが国の付加価値税