私は親のようにならない―嗜癖問題とその子どもたちへの影響 (改訂版)

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私は親のようにならない―嗜癖問題とその子どもたちへの影響 (改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784414429176
  • NDC分類 493.156
  • Cコード C1047

内容説明

嗜癖者を抱える家庭環境で育つとどんなことが起きるのか。子ども時代の虐待や無視というトラウマ、そこからの脱却・回復のための指針を提示。

目次

第1章 アダルト・チャイルドたちのスケッチ
第2章 いくつかの役割
第3章 家族のルール―しゃべるな、信じるな、感じるな
第4章 役割の連鎖
第5章 恥のサークル
第6章 家庭内暴力
第7章 アダルト・チャイルド
第8章 家のなかの子ども
第9章 援助資源

著者等紹介

ブラック,クラウディア[ブラック,クラウディア][Black,Claudia]
家族システムと嗜癖障害についての先駆的かつ現代的な活動により国際的に認められている。これまでに9冊の本を執筆し、嗜癖障害問題の教育ビデオを多数制作している。現在は米国内と海外でワークショップとセミナーを主催し、嗜癖治療プログラムの監修を行なっている。また、年間SECAD賞、全米アルコール・薬物依存協議会年間コミュニケーター賞、マーティ・マン記念賞など数多くの賞が授与されている。全米COA協会の会長も務めた。現在は太平洋北西部にある美しい島で、夫ジャック、猫のアシュレイとブロー、そして犬のクゥィンとカティとともに暮らしている

斎藤学[サイトウサトル]
1941年東京都生まれ。1967年慶応義塾大学医学部卒業。同大学医学部助手(精神神経科学教室)、WHO研修生(薬物依存関連問題)、フランス政府給費留学生(精神医学)、国立療養所久里浜病院医長、東京都精神医学総合研究所研究員を経て、現在、家族機能研究所代表、アライアント国際大学臨床心理大学院教授、日本嗜癖行動学会理事長、同学会誌『アディクションと家族』編集主幹、日本子どもの虐待防止研究会理事、同学会誌『子どもの虐待とネグレクト』編集主幹、医学博士
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

16
ぼくたちにとって「あんなクソにはならねえぞ」というのは一生ついてまわるテーマではあるのだけれど、そもそもモデルとなる親がクソすぎて身近にいなかったぼくの方が、毎日毎日目の前で異常な言動を繰り返される中で成長し生き延びた子たちよりは気楽なんだろうなとは思う。大人になっても道徳観とか正義感とかはかなり薄いけれど、それとは乖離した部分での「ああはなりたくねえ」という自分に芽生えた原初の蔑みって、上手く利用すれば生きていくための指針にもエネルギーにもなるよな。どうせなら使ってやろうぜ。なくならねえんだから。2024/03/25

ささやか@ケチャップマン

5
非常に参考になる。嗜好問題を抱えた家族ではなかったと思うが、この中で言うと自分は順応者に近い。問題のタイプを提示するだけでなく、そこからどう改善していくかまで個人レベルで可能な具体的な方策をも記述している点が評価に値すると思う。しかし欠点として、訳文の拙さがあげられる。読んでいるとつっかかる部分が儘あった。2011/11/27

るうるう

2
確かにやや読みづらいし、意味がとれない箇所も多い。だが私も、アルコール依存症の家庭ではなかったが、幼い頃から「親のようにはならない」と決意してがんばってきた元子どもである。それなのにどういうわけかオヤのやり方を一部踏襲してしまう理由について、本書を読むことで理解できた。私は数年ごとに転勤する家庭で育った。人間としての生き方を模倣できる大人のモデルはオヤしかいなかった。健全な大人との長期的な接触はほとんどなかった・・・・ということである。本書は他に、多くの子供の気持ちが語られているので、身につまされる。2012/12/10

ジョナ

1
『神様、私にお与えください。変えられないものを受け入れる平安と変えられるものを変えていく勇気を そしてこの二つを見分ける賢さを』機能不全の家の子どもの役割について、かなり分かりやすく、また役割に応じた回復のためのワークも参考になった。…それにしても、私の親はアル中だが、酒が入っていないときの方が暴力を振るった。でも大抵のアル中はパターン逆なのか?酒が入ると幼少期からの自身の嫌な記憶を恨みを込めて語りだして、締めくくりは「全部お前(私)のせいだ。お前が悪い」だった。ここはアル中のパターンに当てはまるみたい2016/07/02

ポルターガイスト

0
個人的にはかなりの名作。まず邦題が秀逸ですが,これに期待して手に取った人ならきっと満足できる。アダルトチルドレンの実情から解決策まで一貫性をもって描かれているのはもちろん,当事者のエピソードがとにかく豊富で,ところどころに挿入される詩や絵のおかげでこの分野に詳しくない僕でも引き込まれました。2017/07/24

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