内容説明
ニュー・カウンセリングでは、人間を、こころとからだがいつでも一緒に機能しているものだとみなす。ニュー・カウンセリング独自の「動く」という「実習」のなかで、クライエントの問題への「気づき」が起こり、さらに気づきそのものが治癒へとつながっていく。本書では、著者の長年のカウンセリングやワークショップの経験をもとにして、東洋思想の人間観にもとづいた「ニュー・カウンセリング」独自の理論と方法がカウンセリングの新しい体系として提唱される。
目次
第１部 ニュー・カウンセリングの理論（ニュー・カウンセリングとは何か；ニュー・カウンセリングの哲学 ほか）
第２部 坐る・立つ・ねる・歩く―ニュー・カウンセリングの基本的な実習（立つこと；坐ること―坐る‐立つ ほか）
第３部 与えること・受け取ること―ニュー・カウンセリングの基本的な実習２（与えること・受け取ること；自然とかかわる・美をさがす ほか）
第４部 ニュー・カウンセリングの研究と応用（教育におけるニュー・カウンセリング；ニュー・カウンセリングの効果の研究）
