不適応と臨床の社会心理学

不適応と臨床の社会心理学

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  • サイズ B5判/ページ数 348p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784414302653
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C3011

内容説明

社会心理学の中心的なトピックスや視点が、ある種の心理的障害をよりよりく理解するためにいかに役立つかを示すことが、全体を通じてのわれわれの目標である。そのために、社会心理学の興味ある領域から幅広く話題を選び出した。原因帰属、社会的認知、印象操作、人間関係、自己、態度変化、期待効果、自尊心などが、そのうちの中心的なものである。

目次

第1部 対人過程を起源とする不適応行動(帰属過程;帰属、コントロールの知覚、抑うつ;自己の過程と行動的問題;不適応行動の自己提示的側面;対人関係における不安と抑制;対人関係の障害)
第2部 心理的問題の診断と治療における対人過程(臨床的推論;カウンセリングと心理療法における社会的影響モデル;行動変化に伴う心理的変化;期待と行動変化;その他の関連領域と問題)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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不適応行動の発現、診断、治療の三領域が設定され、それら領域と親和性の高い社会心理学の知見が紹介されていく。20年以上前の本であるが、その先駆的な姿勢に勇気づけられた。個人的に治療的相互作用の同定に興味があるのだが、こちらの領域はまだあまり研究されてない様子。最新レビューにあたりたい。2010/04/06

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