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出版社内容情報
マネ「草上の昼食」をめぐる大胆な文化論、フランス文学・芸術批評家として名高い著者の記念碑的著作。
内容説明
ナポレオン三世による「落選者展覧会」に出品されたマネの「草上の昼食」が巻き起こしたスキャンダル。ここには神話に基づく前代の非現実的な絵画とは異なった現在性、瞬間性があった。市民社会の成立とともに出現した近代絵画―立体派、象徴派、シュルレアリスムまで水脈をつなぐ「芸術と文明」「絵画と現実性」の視点に立ったフランス文学・芸術批評家として名高い著者の記念碑的著作。
目次
「落選者展覧会」
非現実的な世界の終焉
芸術と文明
絵画と現実性
新しい画像
新しい距離
痕跡、記号、瞬間
一八六三年と現代