グノーシスの宗教 - 異邦の神の福音とキリスト教の端緒

グノーシスの宗教 - 異邦の神の福音とキリスト教の端緒

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  • サイズ A5判/ページ数 486p
  • 商品コード 9784409030332
  • NDC分類 198
  • Cコード C1014

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

兎乃

23
再読。グノーシスに関しては本書が良いと思う。ハンス・ヨナスは古代宗教研究以前に ハイデッガーに学んだ。古代グノーシス思想は、徹底した二元論が特徴で、そのためキリスト教会最大の敵となり「異端」を宣告される。エックハルトやベーメなどの神秘主義者によって最初の思想造形が行われ ルターによって現実化されたドイツ・イデオロギーや、その思想的DNAを受け継ぐ20世紀実存主義者たちもグノーシス的だ。ヘーゲルの最もラジカルな思想的弟子マルクスでさえも、グノーシスの構造を武器にしている。ダレル「ムッシュー」の予習、終わり。2013/05/10

梧桐

0
真理を探求する者は宇宙に視線を送る。グノーシスもその例に漏れない。2016/01/12

とらぽん

0
学生のころに抄訳を知り、ずーっと読みたいと思っていながら、全訳が出なかったんですね。いやー、あのころ読んだら、どうだったんだろう。当時は「こんなことを考えているのは、自分だけだ」(半径10mくらいですが)とか思ってたような。いやぁ、紀元前から誰か言ってたわけだとニヤニヤしながら読みました。年はとりたくないね。

ich_y

0
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