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「なぜ、スーパーの1万円の売上げ」は「80円の利益」にしかならないのか?―儲けの「しくみ」を原価の「カラクリ」でよむ経済学入門

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408106748
  • NDC分類 337.8
  • Cコード C0033

内容説明

いつも買う商品、いつも利用するお店の値段のウラには、こんな秘密があった。学校では教えてくれない身近な経済・お金の話。

目次

第1章 スーパーの1万円の売上げは80円の利益にしかならない
第2章 300万円の高級国産車は75,000円の鉄からできている
第3章 1枚1,000のTシャツは23円の綿からできている
第4章 ラーメン1杯分の麺は2円の小麦からできている
第5章 1本3,000円の口紅でメーカーの利益は160円にしかならない
第6章 人気のゲーム機1台売れて、量販店の利益は500円
第7章 ちょいと1杯3,000円で居酒屋の利益は140円
第8章 1杯300円のコーヒーは2.5円のコーヒー豆からできている
第9章 1杯330円の豚丼の利益はなんと7円
第10章 人気のスナック菓子1袋の利益はたったの3円
第11章 2,000年前と1,000年後の日本の人口は何人?

著者等紹介

洞口勝人[ホラグチカツヒト]
ファイナンシャル・プランナー(CFP日本FP協会認定)。フェイシス株式会社取締役会長。1963年岐阜県出身。86年早稲田大学教育学部卒業後、日興証券入社。支店営業等を経て、2000年より2年間コンサルティング支援部、リテール事業推進部において日興コーディアル証券の約120部店の経営・研修・マーケティングをサポート。02年3月日興コーディアル証券退職と同時に、FPとして独立。現在はFP活動・企業経営のかたわら、小学3年生から80代までのあらゆる層の方々に向けて、学校では教えてくれない~『身近な経済・お金の話』、金融機関では教えてくれない~「金融資産運用設計」を中心テーマに、投資・経済教育に注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まじょるか

2
ヨーカドーの利益率は0.6%、セブンは7%(2005年)。同じ小売業でこの差はどこからくるのか。私見では業態の持つイメージの差だと思う。スーパーは「安いのが当たり前」というイメージが定着してしまったため、価格を上げることができないのだろう。それに対しコンビニは「近くて便利だがその分高い」という常識を日本の消費者に定着させることができたので、高い利益率を維持できるのだと思う。まいばすけっとなどの小型スーパーはコンビニ業界にどのような影響を与えるのだろうか。2016/12/29

ひじき

0
さらっと読む感じの本。知っておいて損はないかも。2010/09/16

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