内容説明
あなたは一人で死ねますか?「しっかり生きる」ためにこそ、いま考えたい「葬儀」のこと。
目次
第1部 火葬場から見えてくるもの(できない「やり直し」;最後のお手伝い ほか)
第2部 葬儀の現場で考える(これも「別注料金」?;自由葬で「お別れの会」 ほか)
第3部 「新しい葬儀」への模索(業者への「禁句」;ふえた“妻との対話” ほか)
第4部 お墓―刻印された生きたあかし(文豪の「墓無用」論;蜷川虎三と『凡人の歌』 ほか)
第5部 さまざまな墓にみる「人生のしめくくり」(複雑な「墓地継承」;「跡継ぎ不要」の墓も ほか)
著者等紹介
柿田睦夫[カキタムツオ]
1944年高知県生まれ。1979年から「しんぶん赤旗」社会部記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
motoryou
1
こういうことも考えないとな…と数年前に買っていて積ん読のままだったけど。今回読了。生きることと死ぬことはセット。葬儀に関しても、もっとも中心になるのはいろんな意味での「人と人のつながり」なんだな、と思った。今を一生懸命に生きよう。2020/09/27
maqiso
1
火葬場に葬式に墓地と、金と感情が大きく動く事例が豊富で面白い。葬儀は直前に決めることになりがちなのが問題を生む。利用者の声がメインなので少し物足りないが、墓産業と新興宗教のつながりの話はとても生き生きしている。2019/04/09
yukimono
0
☆4.52010/12/24