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内容説明
ミステリの善し悪しはどこで判断する?名作のツボ、徹底ガイド。3段階ランク評価&5段階星取表でお気に入りの作品を見つけよう。
目次
超A級作品(心ひき裂かれて(R・ニーリィ)
シブミ(トレヴェニアン)
ホッグ連続殺人(W・L・デアンドリア) ほか)
A級作品(11の物語(P・ハイスミス)
暑いクリスマス(J・マクルーア)
スパイ・ストーリー(L・デイトン) ほか)
B級作品(殺人にいたる病(A・ボーデルセン)
刑事くずれ/最後の依頼人(T・コウ)
殺意(B・プロンジーニ) ほか)
著者等紹介
瀬戸川猛資[セトガワタケシ]
1948(昭和23)年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。ミステリ評論家、文芸評論家。在学中から海外ミステリ評論を執筆。80(昭和55)年にトパーズプレスを設立、双葉十三郎『西洋シネマ大系/ぼくの採点表』シリーズの編集・出版を手がけ、雑誌「BOOKMAN」の編集長を務めた。1999(平成10)年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
93
ひさしぶりに読み返したら楽しかった。奥深い海外ミステリの世界を読み巧者の7人が紹介していく内容。北欧ミステリがブームになる前の本なので、紹介される小説は英米のものが多い。B級のマイナーな作品も多く紹介されており、そんな本を古書店で探す楽しみも味わえる。知られていない『キス・ミー・ワンス』や『消えた娘』などここで紹介されている本を実際に見つけて読んだのが、新鮮な面白さを味わえて楽しい体験だった。そろそろ21世紀版を出してほしいところだ。→2017/12/14
Tetchy
45
これこそオイラのミステリ指南書。これを座右の書にして、オイラの海外ミステリ逍遥が始まったのだ。そして編者の瀬戸川氏は膨大な読書量を誇るだけの事はある。読みたい本ばかりだ。その早すぎる死がなんとも惜しい。2008/12/11
ゆうら
5
1980年代前後のものがほとんどなので、コレと決めて図書館で借りようと思っても置いてないのが悲しい。パトリシア・コーンウェルの「検屍官」シリーズ懐かしい。「羊たちの沈黙」もゾクゾクした。でもルース・レンデルの「ロウフィールド館の惨劇」のオチが、そこか〜、と衝撃的だったのを思い出した。2019/12/15
サラ
3
また読みたい海外ミステリが増えてしまった…2011/12/20
にゃー
3
ブックオフで105円で見かけたので即買い。買ったはいいものの載ってる本が手に入らんよなぁ。終わらない古本道。知らない本も沢山あって楽しい。2009/11/04