内容説明
1960年代日本ロック史家、黒沢進の全著作集。
目次
第1章 日本ロック体系と概論
第2章 シネマは唄のためにある!
第3章 日本映画の歌唱シーン
第4章 クロサワードファズル
第5章 連載記事
第6章 特集記事
第7章 コラム・投稿など
著者等紹介
黒沢進[クロサワススム]
1954年9月5日秋田県生まれ。79年、中央大学文学部哲学科社会学専攻所定の課程を修了。卒業後は出版社、アスクの総務部に勤務。80年、ふとしたきっかけで我が国の音楽の調査研究を本格的に開始。81年にコピー製本の「私家版GSディスコグラフィ」を流布し、82年、「資料・日本ポピュラー史研究(上巻)」、83年、「同(下巻)」を自費出版、その後も続編を発刊した。退社後、86年に一般書籍「熱狂!GS図鑑」発表、本格的な文筆活動に入り、「週刊平凡パンチ」にて連載を開始。89年に研究成果を総括した「日本の’60年代ロックのすべて」を自費出版。会員制新聞「GS通信」を発行しながら、原稿の執筆や過去音源の再発、“GSシネクラブ”名義での映画上映企画にも従事。そして、「日本フォーク紀」(92年)、「日本ロック紀GS編」(94年)という前代未聞の奇書を発表、後世に多大なる影響を及ぼす。その後も、「ルーツ・オブ・ジャパニーズ・ポップス」(95年)などを監修、並行しながら“カルトGSコレクション”ほか、多くのCD再発シリーズを手がけた。2007年4月19日、肺炎のため秋田県大仙市の病院で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。