出版社内容情報
本書は「正教会のサクラメントと信仰」に関する、今世紀を代表する正教会の神学者による、壮大なサクラメント(礼典)の神学。
内容説明
宇宙は「感謝のわざ」の素材として創造された。人間の本質とは、この宇宙的なサクラメントの司祭であり、讃美する者、礼拝する者としていのちを祝うこと―。ここには西方教会から失われつつある霊性が息づいている。著者は今世紀を代表する正教会の神学者。
目次
第1章 世のいのち
第2章 聖体礼儀
第3章 時の成聖
第4章 水と聖神によって
第5章 愛の奥義
第6章 死をもって死を滅ぼし
第7章 あなたがたは、これらの事の証人である
補遺1 世俗主義時代の礼拝
補遺2 機密と象徴
著者等紹介
松島雄一[マツシマユウイチ]
1952年香川県生まれ。早稲田大学文学部・人文学科を卒業後、同大学政経学部・経済学科に編入学、1976年卒業。印刷会社営業部勤務を経て、1990年東京正教神学院に入学。1993年司祭叙聖。現在、日本ハリストス正教会教団西日本主教教区名古屋教会司祭
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