内容説明
華麗にして多彩な古典インド文化。そこに生きた人々の夢、男と女の愛が、難解なテクストの闇の彼方から新たな光を放ちはじめる。古典インドのエッセンス。
目次
第1章 神々の原風景―ヴェーダ
第2章 宇宙を操る祭式―ブラーフマナ
第3章 隠された原理―ウパニシャッド
第4章 インド精神の元型―叙事詩
第5章 増殖する古伝承―プラーナ
第6章 流出する世界―哲学
第7章 小宇宙としての自己
第8章 輪廻と主宰神
第9章 神となる道―タントラ
第10章 様々なる意匠―古典文学
第11章 生きる目的―ダルマ・アルタ・カーマ
第12章 醒めた眼差し―占星術・医学
第13章 聖化された空間―建築
付章 『ギータ・ゴーヴィンダ』と細密画―美術