サムソン=デリラ・コンプレックス―夫婦関係の心理学

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784390603010
  • NDC分類 367.4

出版社内容情報

アメリカで話題の男性操縦法。

あなたの彼はもしや“サムソン”では?
あなたはもしや“デリラ”では?
あなたの彼は、あなたが勤めに出たいのに、思いとどまらせようとしたことはありませんか?
彼が望むときにあなたが彼のそばにいないと機嫌が悪いことはありませんか?
あなたは、心のどこかで、男性が自分を経済的に支えてほしいと願っていますか?
友だちと夫の悪口を話し合うことはありませんか?

はじめに
 この本は、女性を恐れる男たちの話です。どのようにして、男性たちが女性を恐れるようになるのか、また、恐れを克服するのに、女性がどのように助けることができるかということについて書いたものです。
 男性は、女性に対して、常に、いくらかの恐れを抱いてきました。もちろん、女性も男性に対して同様に恐れを抱いていることも事実でしょう。お互いに他方の性については、よく分からないために、双方には常に不信感のようなものが存在するわけです。

 しかし、多くの男性にとって、女性に対する恐怖心は、非常に根深く、愛する女性との関係をおびやかすこともあるのです。現に、すでに壊れてしまったケースもあるでしょう。
 さらに、男性の恐怖心は、女性を弱いものとして抑えておきたいという要求として常に存在し、女性を、経済面、あるいは心情面で支配するといったかたちで、現れてきています。
 このような、女性に対する恐怖心を抱いている男性を私たちは「サムソン」と名づけます。つまり、後に明らかになることですが、女性に対してサムソンが示す見かけの力の背後には恐怖心が隠されているからです。……

目次
はじめに
プロローグ サムソンとデリラ
第一部 サムソンの恐れとは
 第一章 男性の隠れた恐れ(女は危険なものという神話/性的な支配への恐れ/依存する弱みと見捨てられる恐れ/劣等感ゆえの恐怖心/女は弱いものという神話/隠れていた男性の恐怖心)
 第二章 恐れの感情に対する防壁(支配欲―恐れの変形/恐れに対する防衛/防衛手段の階層/自ら招いたサムソン=デリラ・コンプレックス
 第三章サムソンを識別する手だて(サムソン・テスト/テストのスコアの解釈)
 第四章 経済的優越(優越か平等か/ご都合主義/デリラが生まれる母胎/押し入れに隠れていたサムソン/新しい被扶養者を求める/怖がらないサムソン/つぎの防衛手段への移行)
 第五章 独占的態度(独占的態度と劣等感/独占的態度と捨てられる恐れ/男性の嫉妬の対象/独占的態度と物体視/幽閉されたアン・レディングのケース)
 第六章 内閉的態度(情緒的隔離性―心を近づけない/セックスに対する態度/緊密になったときの恐慌的反応/身を引くことによるコントロール/優柔不断な男/内閉的態度と経済的支配/内閉的な男性の相手をつとめる女性)
 第七章 暴力、侮辱、妨害行為(暴力行為/侮辱/妨害行為/女性への助言―対応の手段)
 第八章 防衛機制の崩壊(服従―間接的な崩壊現象/偽りの変化/経済的優越の崩壊/内閉的態度と独占的態度/妨害行為と理性の崩壊/回復への途)
第二部 変化、成長への行動
変化、成長とは
 第九章 デリラを識別する手たで(デリラ・テスト/テストのスコアの解釈/あなたの中にあるデリラ的性質/デリラからの脱皮/デリラ的行動を除去すること/深層心理を理解すること/欺瞞的デリラを生む自尊心の欠如/矛盾タイプのデリラを生む幼児性/侮辱的なデリラを生む怒りの感情/最後の助言)
 第十章 変化の法則(変化には時間がかかる/自分からまず率先して始める/葛藤は避けられない)
 第十一章 男の自己防衛との対決(状況の分析/計画の立案/経済的支配欲の強い男性への対応/独占欲の強い男性への対応/内にこもる傾向の強い男性への対応/暴力的傾向の強い男性への対応/侮辱的傾向の強い男性への対応/妨害的傾向の強い男性への対応/計画の遂行―アプローチの仕方/危機的状況への対応)
 第十二章 男性が抱く恐れの解消(あわてず冷静さを保つこと/理性に訴える/扇動的な行動は避けること/相手との関係を維持していく決意を固める/自信を強める手法/自信の強化と恐怖心の放棄/男らしさを支持すること/共感的に接すること/家を出ることを言いだすタイミング)
 第十三章 男たちへのアドバイス 恐れから解放された生活(恐れの感情を受け入れる/恐れを克服する決意/自分に過大な期待を寄せない/意味のない恐れは捨てる/合理的な恐れの解消/劣等感からの脱皮/デリラに対応するには/将来の展望)

訳者あとがき……本書には、いずれも著者の臨床に登場した実際のケースが多く紹介されているので、〈サムソン=デリラ・コンプレックス〉の理解に役立ち、また、説得力がある。翻訳の作業において、訳者自身いくたび身につまされる思いを抱かせられたことか。サムソン的性格やデリラ的性格を識別するテストも有益である。また、夫婦関係の葛藤を克服するためのノウ・ハウやさまざまなアドバイスも、多くの読者にとってよい動機づけとなるのではなかろうか。……
 1987年8月  近藤 裕

内容説明

本書は、現代における男と女の関係を、旧約聖書の中の物語の主人公サムソンとデリラになぞらえて、社会学、心理学の立場から分析、夫婦間の危機を乗り越えるためのノウ・ハウやさまざまなアドバイスを提供します。

目次

第1部 サムソンの恐れとは(男性の隠れた恐れ;恐れの感情に対する防壁;サムソンを識別する手だて;経済的優越;独占的態度;内閉的態度;暴力、悔辱、妨害行為;防衛機制の崩壊)
第2部 変化、成長への行動(デリラを識別する手だて;変化の法則;男の自己防衛との対決;男性が抱く恐れの解消;男たちへのアドバイス恐れから解放された生活)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つくしんぼ

0
図書館で借りて読みました。2019/01/20

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