感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takao
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1983年2月10日発行(2001年3月30日、第5刷)。2002年に記録映画「元始女性は太陽であった 平塚らいてうの生涯」を観た時に購入、17年も経った今、2日間で読み終えた。らいてうに関しては別のものもすでに読んでいるが、本書からも新たな発見がいくつかあった。その一つが、らいてうが「児童の世紀」で知られるエレン=ケイの思想に共鳴していたということ。そのエレン=ケイの言葉が最後に紹介されている。「一切の婦人運動は、平和運動をもって完結する」 もう一つは女性の政治運動禁止は明治憲法以降だということ。2019/08/28