内容説明
本書は、言語を構成する大きな骨組みに従って、音韻論、統辞論、および、意味論・語彙論・文体論を扱う3つの章と、その歴史の中へのひろがりを扱う、古フランス語の章から成り立っている。
目次
統辞論(二つの過去形―意味の枠組の明確な過去、枠組のない過去;Aller+inf.と単純未来―その棲み分けと競合 ほか)
意味論・語彙論・文体論(文副詞の生成過程について;合成法の占める位置と役割 ほか)
音韻論(中和、共通基底、関与特徴)
古フランス語(古フランス語の人称代名詞;フランス語の歴史を刻んだ音変化)