幻冬舎新書<br> 人間の分際

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人間の分際

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  • サイズ 新書判/ページ数 241p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344983847
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「やればできる」というのは、とんでもない思い上がり。ほとんどすべてのことに努力でなしうる限度があり、人間はその分際(身の程)を心得ない限り、到底幸福には暮らせない。ベストセラー『人間にとって成熟とは何か』の著者の知恵を凝縮した一冊!

内容説明

スポーツの世界では「努力すれば必ず報いられる」などという美談が溢れている。しかし著者の八十余年の体験によれば、いくら努力してもダメなことは実に多いという。つまり努力でなしうることには限度があり、人間はその分際(身の程)を心得ない限り、決して幸福には暮らせないのだ。「すべてのものに分際がある」「老いと死がなければ、人間は謙虚になれない」「誰でも人生の終盤は負け戦」「他人を傷つけずに生きることはできない」「『流される』ことも一つの美学」「老年ほど勇気を必要とする時はない」等々、作家として六十年以上、世の中と人間をみつめてきた著者の知恵を凝縮した一冊。

目次

第1章 人間には「分際」がある
第2章 人生のほんとうの意味は苦しみの中にある
第3章 人間関係の基本はぎくしゃくしたものである
第4章 大事なのは「見捨てない」ということ
第5章 幸せは凡庸の中にある
第6章 一度きりの人生をおもしろく生きる
第7章 老年ほど勇気を必要とする時はない

著者等紹介

曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。1979年ローマ法王によりヴァチカン有功十字勲章を受章、2003年に文化功労者、1995年から2005年まで日本財団会長を務めた。1972年にNGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」(通称JOMAS)を始め、2012年代表を退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かなっぺ

108
身の丈を知りなさいということ!! *拒否され、嫌われ、時に愛され、救われ、褒められ、その中で、私達はどうにかこうにか一人の人間を作り上げてきたのである。なるほど。 *話の面白い人は、人より多く苦労をしているとのこと。確かに母方祖母はそれはそれは、とにかくいつも笑顔で、面白い人だったと祖母を思い出した。祖母は沢山苦労して、身の丈を知り、不幸な時もあったから幸福を感じる能力を持てたのだと、この本を読んで思った。 著者曰く、他人にああだこうだ言われて不幸になってはたまらないのだそうだ。納得。2017/06/07

さと

100
人として生きるにあたっての曽野語録。人間が持ち合わせている卑怯で利己的で弱くて傲慢な・・・部分を自らの中にも認めている。己の力量や器を知る謙虚さ、己の意思を超えたところで働く運命の導きへの感謝、避けられない死 老いを受容することから見出す己の価値。『病者の祈り』は私が大好きな詩の一つ。読むたびに心が震える。私はまだ謙虚さを学ぶ段階のようだ。【余談】恥ずかしながら三浦綾子さんのと思い込み購入。違和感を感じたはずだ、綾子さん違いでした。こういう所に見えない出合いを感じずにはいられない。2015/11/12

小梅

98
うん、うん、頷きながら読みました。頭で解ってても、なかなか出来ないのが人間だったりもするが、お天道様に恥ずかしくないように生きたいと思う。2015/09/04

それいゆ

80
この本は、以前読んだことのある「自分の始末」と同じで過去に出版した本から抜き出した曽野語録集でした。数々のエピソードが登場して、曽野さんの考えが紹介され、それぞれもっともな内容ですが、前後の脈絡がないので読む気が失せてしまいます。継ぎはぎだらけの本でもベストセラーとなり、多くの読者に読まれる曽野さんは羨ましい限りです。でも、書かれていることがどれも素晴らしい内容だとはとても思われません。抜粋は抜粋でしかありません。「人間の分際」というタイトルだと、これまでに執筆した文章が何でもあてはまってしまいます。2015/10/26

ehirano1

79
再読。残念ながら深くは理解することが困難・・・観念して巻末の出典に手を付けなければなりません。2016/07/16

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