本の透視図―その過去と未来

個数:

本の透視図―その過去と未来

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月25日 15時21分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 316p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336055439
  • NDC分類 020.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報

本の未来は一体どこにあるのか? 21世紀の紙の本と電子書籍の可能性を類例の無い視野のうちに捉え直す。

本の未来は一体どこにあるのか? ルネサンス期の活字本以来の本の歴史を多面的な透視図として記述し、21世紀の紙の本と電子書籍の可能性を類例の無い視野のうちに捉え直す。由良君美や平井呈一らとの交友を回想した「編集者の極私的な回想」も収録。

■はじめに--紙の本は消えるか

■第1部 紙と活字の本--その始まりと世紀ごとの変遷
序 章  前景のグーテンベルグ
第1章  最初の出版人アルドゥス
第2章  ポリフィルスの夢絵本
第3章  ボッカッチョの風刺短編
第4章  ジャーナリズムの元祖
第5章  アレッティーノのおしゃべり
第6章  セルバンテスと本の功罪
第7章  ポルノグラフィと裁判
第8章  ディドロの夢と百科事典
第9章  心の闇と恐怖・怪奇譚
第10章 詩人マラルメと究極の本

■第2部 電脳空間の本--コンピュータの中の本の登場
序  章 未来の本へ変化への予感
第11章 本の消滅とSFの予言
第12章 本の代理人コンピュータ
第13章 コンピュータと小型の本
第14章 紙を超える本への挑戦
第15章 仮想空間のテキスト誕生
第16章 マルチメディアという本
第17章 知の拡大と情報の記録
第18章 ビデオゲームという本
第19章 仮想と人工現実の限界
第20章 現在までの電子ブック

■おわりに 紙の本が消えるまえに

     ☆

■編集者の極私的な回想
■あとがき

【著者紹介】
1940年生まれ。九州大学文学部卒。著書に『デジタルメディアのつくりかた』(晶文社)『デジタル生活50の超絶技法』(新潮社)『狭間に立つ近代文学者たち』『泉鏡花と花』(沖積舎)ほか。訳書に、『イマージュ』(角川文庫)『娘たちの学校』(ペヨトル工房)ほか。

内容説明

ルネサンス人アルドゥス・マヌティウス以来の本の歴史を多面的な透視図として記述し、21世紀における紙の本と電子書籍の可能性を類例の無い深遠な視野のうちに捉え直す。由良君美、平井呈一らとの交友を綴った『編集者の極私的な回想』を併録。

目次

はじめに 紙の本は消えるか
第1部 紙と活字の本―その始まりと世紀ごとの変遷(前景のグーテンベルク;最初の出版人アルドゥス ほか)
第2部 電脳空間の本―コンピュータの中の本の登場(未来の本と変化への予感;本の消滅とSFの予言 ほか)
おわりに 紙の本が消えるまえに
編集者の極私的な回想

著者等紹介

菅原孝雄[スガワラタカオ]
1940年生まれ。作家、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鳩羽

1
紙の本からのフィクションの隆盛から文字が分散した自我のメタファーとなったという辺りから、コンピューターもビデオゲームも広義の「本」と捉えていく辺りの繋ぎ方が面白かった。ばらばらの本という定義をちゃんと製本したかのような印象。紙の本と電子書籍を比べるというより、パッケージ化されてある程度まとまった知識体系となっているものと、そうでない多々ある雑な情報とが混ざって同じステージで供されることへの不信、といったところか。2013/01/13

青色

0
この手の本、本が好きな人が書いてるんだろうからしょうがないと思うんだけど本が衰退すべきでない/電子系の情報への不信みたいな感覚をバックに感じすぎてう〜ん……という感じによくなる。私はひねくれているので本当にそうか???と言いたくなる。でも私も本は好きなので、仮にどれだけ衰退しても完全に本が消えてなくならないといいなぁとも思う。やっぱりひねくれているだけか2017/12/08

ナカユ〜、

0
本についての視点は“なるほどぉ~”とは思うんだけど、なんかポピュラーサイエンスの新書を読んでるみたいで・・・、2014/02/27

wanted-wombat

0
まさに本の透視図。素晴らしい一冊。2013/02/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5605563
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。