内容説明
教育の再生は、使命を終えた制度の解体から始まる。
目次
第1章 迷走し続ける教育改革(深刻な教育現場の実態;社会の変化 ほか)
第2章 教育委員会制度の不可思議な実態と問題点(義務教育制度の仕組み;教育委員会制度の検証と問題点 ほか)
第3章 教育委員会制度の終焉(教育委員会制度はもういらない;哲学のない教育政策 ほか)
第4章 新しい制度による義務教育の再生(新しい教育委員会;二一世紀型「教育委員会制度」構想の概略 ほか)
第5章 義務教育は誰のものか(改革の主役;哲学なきトップダウンの教育改革をやめるべき ほか)
著者等紹介
穂坂邦夫[ホサカクニオ]
1941年、埼玉県生まれ。埼玉大学経済短期大学部卒。埼玉県職員、足立町(現・志木市)職員を経て、志木市議会議長、埼玉県議会議長を歴任。2001年、志木市長に就任し、全国で初めての公立小学校(低学年)への「25人程度学級」の導入や不登校状態にある児童に学校の外でも教育の機会を与える「ホームスタディ制度」、市民やNPOなど有償ボランティアが一部の業務を担う地方自立計画「行政パートナー制度」などの先進的な地方行政改革を推進してきた。2005年6月30日の任期満了にともない退任。2005年7月より全国の市民団体や地方議員、有識者とともに地方の自立を目指すNPO「地方自立政策研究所」代表
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