Kappa books
「うつ」への復讐―絶望から六年目の復活

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334974381
  • NDC分類 916

内容説明

不眠とアルコール依存、ついには酒で睡眠剤を流しこむようになった著者を襲った、重度のうつ病。その想像を絶する悲惨な状態は、第二章「暗黒の日々」に詳しい。雨戸を閉めた真っ暗な部屋で終日ベッドに横たわり、まばたきをなくした瞳を天井に向け、顔は表情を失い、言葉は出ない。かつての「高島忠夫」からは思いもよらない姿こそ、まぎれもなく、うつの現実であった。また著者はこの本で、母親の死を知らされずにいた経緯と家族の苦悩を、初めて公表している。これもまた過酷な、うつの現実と言えよう。「うつと闘っている人や家族のためにも」と、五年余の闘病生活を克明に、ありのままに記した勇気と努力に、心から感謝したい。

目次

第1章 悪夢の始まり(がんノイローゼ;暴飲暴食、糖尿病 ほか)
第2章 暗黒の日々(診断;変わり果てた姿 ほか)
第3章 かく生きてきた(幼稚園「退園」事件;高校「ジャズ」中退 ほか)
第4章 絶望から希望へ(めぐる季節;あきらめ ほか)

著者紹介

高島忠夫[タカシマタダオ]
1930年、神戸市東灘区に生まれる。本名・高嶋忠夫。関西学院大学在学中の1951年、新東宝の第1期ニューフェースとなり映画俳優に。翌年、『恋の応援団長』でデビューし、その後は一連の『坊ちゃん』シリーズなどで二枚目スターとして活躍。またミュージカルにも進出し、1963年の『マイ・フェア・レディ』は記録的な大ヒットとなる。この年、宝塚スターの寿美花代と結婚。1965年に政宏が、翌年に政伸が誕生。ともに俳優となり、高島ファミリーと呼ばれる。テレビやラジオでも、ドラマ、司会、解説ほか多方面で活躍し、『ごちそうさま』『ゴールデン洋画劇場』『クイズ・ドレミファドン!』『お元気ですか高島忠夫です』などは長寿番組となった。1998年からうつ病治療のため休業するが、2003年、復帰