Kobunsha paperbacks
洗脳選挙―選んだつもりが、選ばされていた!

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334933517
  • NDC分類 314.8
  • Cコード C0031

内容説明

あなたは、本当に自分の意志で選挙に投票していますか?もしかしたら、それはあなたの意志ではなく、誰かに乗せられているだけかもしれないのです。実は、有権者をその気にさせるプロパガンダは、とても単純なのです。選挙PRでは、人は簡単に騙されることもあるのです。実際、アメリカでは、たった30秒で世論を変えた伝説のテレビCM「デイジー」以来、選挙CMが選挙の勝敗を決するようになりました。こうした世論・情報操作を浴びることで、あなたは簡単に候補者を「選ばされて」しまうのです。本書は、史上最年少知事を生んだ新潟県知事選、鹿児島県知事選、埼玉県知事選、神奈川県知事選などで、連戦連勝を誇ってきた日本を代表する「選挙プランナー」が、初めて舞台裏を明かしたものです。

目次

1 史上最年少知事は、こうして誕生した!―選挙の舞台裏初公開(日本を代表する選挙プランナー、新潟へ;ネガティブ・ファクターを見極める! ほか)
2 人はこうして乗せられる―選挙プランナーという仕事(選挙は戦争である;従来の調査があてにならない理由 ほか)
3 プロパガンダ後進国―日本の選挙テレビCMを分析する(幻の党内造反CM;大事なのは、「ピンポイント爆撃」 ほか)
4 プロパガンダはこうして生まれた―アメリカ大統領選におけるテレビCM(流れを変えた「サプライズ」とは?;大統領はこうして決まる ほか)
5 IT選挙の時代―選挙の近未来を読む(海外からのアクセスを拒否したブッシュのサイト;ブログであと一歩に迫ったディーン ほか)

著者等紹介

三浦博史[ミウラヒロシ]
1951年東京都生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、銀行勤務を経て、10年間国会議員公設秘書を務める。1988年米国国務省個人招聘プログラムにより、米国の政治・選挙事情を視察。1989年わが国初の総合選挙プランニング会社「アスク株式会社」を設立、代表取締役。明治学院大学法学部非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aisu

7
タイトルは出版社がつけたそうだ。洗脳とまではいかなくても、なんとなく良さそう・・・で投票する人を選んでしまう私には耳の痛い話だった。2018/07/01

タイクーン

0
いつになれば政策中心の選挙が行われるのか。日中、選挙カーが街頭演説が騒音を垂れ流し、馬鹿が下手糞な作り笑顔で手を振り握手を求めてくる。新しい政治を掲げる人間は古いやり方で参戦する。一方で投票する側には様々な格差が広がっている。世代間の人口、情報の格差、ますますもって票を獲得する為に問題先送りの主張しかしなくなる現状に首を傾げるばかり。不憫だよ。劣化した装備しか与えられず、数も装備も遥かに勝っている人間に立ち向かわなければならないのだから。そしてこう言うのだ、「もっと頑張って欲しい」と。どっちもどっちね。2011/05/04

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