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内容説明
女たちは歌った。女性の暮らし、生き方、恋愛観は、流行歌に反映する。戦前の控えめで忍耐強い大和撫子から、戦後の自立して力強く生きる女性まで。男に翻弄され泣かされ続けた時代から、主体的に自己を表現する女性の出現まで…。気鋭のノンフィクション作家が描く、もうひとつの「女の昭和史」。
目次
第1章 戦前の歌姫たち(佐藤千夜子『東京行進曲』;羽衣歌子『女給の唄』 ほか)
第2章 戦争は終わった(並木路子『リンゴの唄』;二葉あき子『夜のプラットホーム』 ほか)
第3章 もはや戦後ではない(島倉千代子『東京だョおっ母さん』;大津美子『ここに幸あり』 ほか)
第4章 高度成長という時代(水前寺清子『涙を抱いた渡り鳥』;都はるみ『アンコ椿は恋の花』 ほか)
第5章 光と影の昭和(山口百恵『青い果実』;森昌子『せんせい』 ほか)
著者等紹介
新井恵美子[アライエミコ]
1939年、東京生まれ。学習院大学文学部中退。1996年、『モンテンルパの夜明け』で「潮賞ノンフィクション優秀賞」を受賞する。現在、ノンフィクション作家として活躍中
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