出版社内容情報
120年以上、建設が続いているサグラダ・ファミリア。その中で彫刻家として活躍する著者が、大聖堂に託された天才建築家のメッセージを解く。
内容説明
形、数字、謎の部屋…サグラダ・ファミリアの彫刻家が読み解く天才建築家のメッセージ。
目次
ガウディと職人たちとの対話
石に込められた知恵
天国に引っ張られている聖堂
人間は何も創造しない
ガウディの遺言―「ロザリオの間」を彫る
言の葉が伝えるもの―「石の聖書」を読む
ガウディを生んだ地中海
ライバルとパトロン
ガウディと共に育つ森―十九世紀末のバルセロナ
神に仕える建築家の誕生
孤独の塔、サグラダ・ファミリア
永遠に満たされていくもの
著者等紹介
外尾悦郎[ソトオエツロウ]
1953年福岡県生まれ。京都市立芸術大学彫刻科卒業。’78年以来、スペイン、バルセロナ市のサグラダ・ファミリア贖罪聖堂の彫刻を担当。現在、同聖堂の専任彫刻家。2000年、15体の天使像を完成させたことによりサグラダ・ファミリア「生誕の門」が完成。リヤドロ・アートスピリッツ賞、福岡県文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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