光文社新書<br> わかったつもり―読解力がつかない本当の原因

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光文社新書
わかったつもり―読解力がつかない本当の原因

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  • サイズ 新書判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334033224
  • NDC分類 371.4
  • Cコード C0237

内容説明

「わからない」ことよりも、「わかったつもり」でいることの方がはるかに問題だ!理解力・読解力を磨くための一冊。

目次

第1章 「読み」が深まらないのはなぜか?(短い物語を読む;「わからない」と「わかる」と「よりわかる」 ほか)
第2章 「読み」における文脈のはたらき(文脈がわからないと「わからない」;文脈による意味の引き出し ほか)
第3章 これが「わかったつもり」だ(「全体の雰囲気」という魔物;「わかったつもり」の手強さ)
第4章 さまざまな「わかったつもり」(「わかったつもり」を作り出す“犯人”たち;文脈の魔力 ほか)
第5章 「わかったつもり」の壊し方(「わかったつもり」からの脱出;解釈の自由と制約 ほか)

著者等紹介

西林克彦[ニシバヤシカツヒコ]
1944年生まれ。愛媛県松山市出身。東京工業大学理工学部、東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。宮城教育大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

299
PRにて読了。人々がいかに文章を理解してないかについて「わかったつもり」という状態を繰り返しつつ、そのような状態になってしまう理由を説明する。おもしろいんだけど、最後まで気になったのは、この本にあるように文章を深く読めるようになると、結局その人にどのようなベネフィットがあるのか、ということがイマイチよくわからない点。あまりそういう即物的なメリットを求めるような本じゃないかもしれないが、ほとんどの人が正しく読めていないのであれば、正しく読めないことを前提に文章を作らなければならないのだろうなと思った。2018/02/20

kaizen@名古屋de朝活読書会

116
読解力わかったつもり本当の原因よりも行動命 #短歌 この本を読んでわかったつもりになるのが一番怖いかも。どういう行動がいいかは、see https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/c2280762054bd523a0a62022/04/06

なかしー

102
【ブックマップ】AIvs教科書の読めない子供たち→本書→読んでいない本について堂々と語る方法に帰結。 背景解説:1/3の人間はほとんど本を読めていない、今後AIに立ち向かう為には読解力を身に着ける必要がある→読解力をつかない原因は「分かったつもり」。ーとは?その物事についてある程度知っている慣れとタイトル等から来る類推(きっとこうだろう)等により、ステレオタイプの解釈(≒分かったつもり)になってしまう事。対策:わかったつもりになる&もっと深く読めると言う自覚、一度まとめてみて綺麗事になっていたら要注意、2020/08/01

Miyoshi Hirotaka

100
「わかった」は安定状態だが、換言すれば、「わからない部分が見つからない」状態でもある。これが、そこから先の探索活動を妨害する曲者。読みを深めるには想像力や仮定が欠かせないが、その解釈が、書いてあることと整合するかどうか検証が必要。放置すると、読み手の知識や文章全体の雰囲気と結びつき、間違った解釈、不十分な読み、事実誤認、捏造などを生み出してしまう。「わかったつもり」はかなり意図的に対策を講じないと脱出ができない。己の敵は己自身ということを自覚するだけではなく安定を崩す勇気と他の解釈を認める寛容さが必要だ。2014/10/16

南北

74
文章をよりよく読むためにはどうすればいいのかが書かれています。小学校の国語の教科書を例に挙げて解説していますが、文章を一読して「わかる」ということが実は「わかったつもり」になっていることがあると指摘しています。こうした「わかったつもり」をどのように克服していけばいいのかについても書かれているので、文章を読んでも内容が把握できない経験を持っている人は一読する価値があると思います。最後にセンター試験の国語の問題を例に挙げているので、国語の試験が不得意な人にもオススメできる本です。2018/05/01

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