光文社新書<br> となりのカフカ

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光文社新書
となりのカフカ

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  • サイズ 新書判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334032647
  • NDC分類 940.28
  • Cコード C0295

内容説明

カフカ初級クラス・十二回講義。しめくくりは修了祝いのプラハ旅行つき。

目次

サラリーマン・カフカ
カフカ家の一日
虫になった男
メカ好き人間
健康ランドの遍歴
手紙ストーカー
性の匂い
ユダヤ人カフカ
独身の選択
日記のつけ方
小説の不思議
カフカ・アルバム―プラハ案内とともに

著者等紹介

池内紀[イケウチオサム]
1940年兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。1966~1996年、神戸大、都立大、東大でドイツ語、ドイツ文学の教師。その後は文筆業。主な著書に『諷刺の文学』(白水社、亀井勝一郎賞)、『海山のあいだ』(マガジンハウス・角川文庫、講談社エッセイ賞)、『ゲーテさんこんばんは』(集英社、桑原武夫学芸賞)など。主な訳書は、ゲーテ『ファウスト』(集英社、毎日出版文化賞)、『カフカ小説全集』(全六巻、白水社、日本翻訳文化賞)など。旅のエッセイも多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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中玉ケビン砂糖

74
、カフカの存在は20世紀「文学」の最大の謎、マイナー文学における魅力的なセオリー(なんてものはないが)として、ドゥルーズらに注目されるのもわかる、いわゆる「カフカ伝説」(親友マックス・ブロートに、全ての草稿を焼却するように言い残して死んだというアレ)というものは、神話かもしれない、カフカの野心はもっと別のところにあったのかもしれない……、チェコに生まれながらドイツ語で文章を書き、手紙魔であり、筋金いりのスポーツマンであり、機械オタクであり、カフカの新たな一面を発見すればするほど2014/12/23

Nobuko Hashimoto

34
面白かった! このところカフカの生きていた頃のプラハ(やウィーン)の様子を調べていて、ひょいと見つけたのだが、池内さんの軽妙な文体のおかげで、あっという間に読了。カフカ自体にはそんなに関心はなかったのだが、一気に親しみがわいた。カフカって笑うんだとか(笑顔の写真あり!)、勤め人としてかなり優秀だったんだとか、手紙魔だったんだとか、あのわけがわからない小説も実は実生活と結構絡んでいるんだとか、創作の背景がわかると人間カフカにも彼の作品にも、より関心が持てそう。同じ著者の本格的なカフカ伝も読んでみようかな。2021/03/21

mitu

28
もし短編だけであれば、風変わりな物語を書いたマイナー作家の一人で終わっていただろうフランツ・カフカが二十世紀文学に欠かせない一人になったのは長編小説によってである。だが三篇ともカフカ自身が本にしたわけではない。当人はノートに書きさしたまま死んでしまった。他にもマイナー作家に終わっている公算が大いにあった。ノート類をすべて焼き捨てるように遺言していたからだ。文学史に残ったのは遺言を守らなかった友人の誠実な「裏切り」のお蔭であるとは有名なエピソード。本格的評伝『カフカの生涯』にリンクしているカフカ入門書。2015/09/11

Nobuko Hashimoto

25
カフカ入門書におすすめ。ドイツ文学者で名エッセイストであった故・池内紀さんの軽妙な文体にひきこまれ、読み終わるころには、すっかりカフカに親しみがわく。最終章は、カフカ・アルバムとプラハ案内。写真、肖像画やスケッチなどがたっぷり掲載されている。微笑んだ「海辺のカフカ」のスナップ写真も。関西ウーマン月イチ書評で取り上げました。https://www.kansai-woman.net/Review.php?id=201877 2021/04/10

白パラガス

22
本書はいわば,カフカの “トリセツ(取扱説明書)” である。見るからに根暗なカフカ君と,どうすれば仲良くなれるのか。難しい小説を書いてることは知ってる。普段はサラリーマンで,意外と女性にモテると聞く。泳ぐのも得意らしい。もしかして,暗い性格に見えるのはただ不器用なだけなんじゃ…。カフカの名前は聞いたことあるが,読んだことはない。そんな方にこそ,本書でカフカの性格を知った上で彼の物語を読んでもらいたい。「そんな読者のために,すぐとなりの席にいるカフカを書いた」全12回カフカ初級クラス講義の始まりです。2018/04/30

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