光文社新書
哈日族(ハーリーズー)―なぜ日本が好きなのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334032487
  • NDC分類 302.224
  • Cコード C0236

内容説明

「哈日族」とは日本発の流行ファッションや音楽、キャラクターグッズ、テレビゲーム、ドラマ、マンガなどが好きでたまらなく、「日本を模倣」する台湾の若者を指す。当初、ブームと思われていた「哈日族現象」は十年以上に及ぶ。一方、李登輝・前総統に代表される、日本植民地時代に日本語教育を受けた世代には日本に親近感を抱く人が多い。両世代に繋がりはあるのだろうか。さらに、哈日族現象は韓国、香港、シンガポール、中国沿岸地区など、経済発展が目覚ましいアジアに広がりを見せている。哈日族とは何者か?哈日族現象から読める台湾・日本・アジアの意外な素顔。

目次

第1章 哈日族前史
第2章 お手本は日本のドラマ?
第3章 東京シンデレラめぐり合い―アニメから雑誌まで
第4章 哈日現象は、文化侵略か?
第5章 親日派、崇日派、反日派
第6章 哈日族とアジア・グローバル化の未来

著者等紹介

酒井亨[サカイトオル]
1966年石川県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。共同通信社で本社経済部記者などを経て、2000年からフリーとなり台湾在住。台湾を中心に、韓国、中国南部、ベトナム、フィリピンなどアジア地域の政治・経済・文化について著述している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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雲をみるひと

5
15年ほど前に出版された台湾の日本ブームに関する本。他の研究者の成果物も引用しながら分析を進めているが、やや結論が強引な箇所も散見される。他の著書でもそうだが、戦前生まれの台湾人を論じている箇所は日本人として嬉しくなる。文中の日本文化の実名は懐かしさを覚えるものが多数ある。2018/08/24

yuma

0
親日といっても国民党よりはマシ程度 反国民党感情がむしろ日本語教育に向いた2016/10/06

ニョンブーチョッパー

0
2009/07/28

もい

0
私のイメージでは台湾の人は割と日本に好意的だ、というものがあったのですが、単純に好き嫌いじゃ言い表せない関係が両国間にあると感じました。日本のドラマやアニメの取り入れを「文化帝国主義」と考える層が存在するのも現実なのだと気づきました。2015/11/10

Mono

0
内容がないよう。な感じ。台湾の成り立ちの説明だけは興味深く読めた。2015/02/24

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