内容説明
バブル以降一〇年以上の長期にわたる平成デフレ不況下で、唯一堅調なのが通販業界だ。本書は、通販業界がなぜ今それほどに躍進し続けるのか、伸びを可能にするビジネスモデルは何かを、綿密な企業取材によってあぶり出した渾身のリポートである。
目次
序章 テレビ通販の雄
第1章 総合カタログ通販の現場
第2章 専門アパレル通販の現場
第3章 単分野通販の現場
第4章 テレビ・ラジオショッピングの現場
第5章 通販を支えるシステム
第6章 個人e商店の現場
第7章 百貨店通販の現場
終章 消費者にとっての通販
著者等紹介
鈴木隆祐[スズキリュウスケ]
1966年長野県軽井沢町生まれ。法政大学文学部日本文学科在学中より、月刊誌、週刊誌、ムック、CD‐ROMの編集、制作、著述を手がける。現在は、“学問の網”にかかりにくい小売や流通の現場に関心を払いつつ、分野にとらわれない執筆活動を続けている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
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☆×4.5…よく聞いた事のある通販会社がいろいろと…ちなみに今有名なCS放送の通販会社も2社きちんと出てきていて、知りたい情報がばっちりでした。無論よいことばかりではなく、悪いことも書いており、あからさまな通販を称える本でないのは好感が持てました。特に最後の悪い点というか、リスクでは、クレーマーの恐怖の姿が垣間見えました。通販は便利だけれども、完璧なシステムではないものです。2010/02/07
ryoma
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http://d.hatena.ne.jp/y2007/20060827/p12006/08/27
なかりょう
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2003年初版、当時はECという言葉も無かったが、通販の本質をしっかり分析した良書だと思います。アパレルだけでなく様々な分野も網羅されておりました。2020/04/14