内容説明
ニュートン、コペルニクス、アインシュタイン、ハイゼンベルク、ラマヌジャン、ノイマン、ホーキング。歴史に名を残した科学者たちは、なぜか冬に生まれている。これは、たんなる偶然なのだろうか。天才たちの生涯を、エピソードとともに紹介。現代科学のエッセンスを復習しながら、独創力の源泉はどこにあるのか、探っていく。そして、臨床医にして脳科学の最先端に立つ著者が発見した「脳の渦理論」へ―科学の最前線は、いつでも刺激的である。
目次
聖しこの夜
天地無用
惑星の音楽
セリエＡ
孤独な帝王
時の変革者
決定の限界
本当の天才
ゲームの達人
最初を決めた男
渦理論
著者等紹介
中田力［ナカダツトム］
１９５０年東京生まれ。学習院初等科、中等科、高等科を経て、東京大学医学部医学科卒業。’７８年渡米、カリフォルニア大学・スタンフォード大学にて臨床研修を受ける。’９２年カリフォルニア大学脳神経学教授に就任。９６年帰国、学術審議会により、最先端学術拠点（ＣＯＥ）形成のプロジェクト・リーダーに選出され、「こころの科学的探究」を目的とする国際的研究施設の立ち上げに取り組む。２００２年、文部科学省中核的研究機関・新潟大学統合脳機能研究センターの創設に伴い、センター長に就任。現在、脳神経学の専門医であるとともに物理工学の専門家として国内外で活躍中。機能的磁気共鳴画像（ファンクショナルＭＲＩ）の世界的権威として国際的に知られている
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感想・レビュー
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anco
8
冬に産まれた偉人の簡単な紹介と、持ちネタの渦理論のお話が申し訳程度に書かれていました。2017/08/28
讃壽鐵朗
6
科学者、その発見の内容をさらりと書き綴った本、期待外れ2016/08/15
桂けい
4
天才の世界を、あっさり知るには適している一冊でした。 僕は、11月生まれなのですが、天才の生まれ月が12月から始まっているのが、少々残念です(笑)2016/11/19
うし
3
結論には少々がっかり。タイトルを証明するのは難しいと思いますが。それでもコペルニクス、ケプラー、ガリレオ、ニュートン、アインシュタイン、ハイゼンベルク、ラマヌジャン、ノイマン、ホーキングなどたくさんの科学者をざっくり知るには良書だと思います。2013/02/12
neba3
3
脳の話かと思ったら、どちらかというと天才の科学者、数学者の評伝でした。でも面白かったです。最後の章の、脳の話は難しくてよくわかりませんでした。2010/08/14
