目次
第1章 狙われて恐怖の日々―ストーカーの被害例
第2章 ストーカーに対抗する―反撃と戦いの日々
第3章 社会現象としてのストーキング
第4章 夫婦の危機を超えて
第5章 複雑化するストーカーの狙い
第6章 助かるために何をすべきか
著者等紹介
小早川明子[コバヤカワアキコ]
昭和34年、愛知県生まれ。昭和57年、中央大学文学部卒業。昭和63年、東京ヒューマニックス研究所(豊島区)にて「ゲシュタルト・セラピー」を学習。平成3年、同研究所「ゲシュタルト・セラピスト養成コース」卒業。平成6年、ヨーロッパの建装材を輸入販売する会社を設立。平成12年、ストーカー対策組織「A.K.友の会」を発足。同年警備会社(有)ジャスティス代表取締役藤田進一と共にあらゆるハラスメントに対処することを目的として、「株式会社ヒューマニティ」を設立し、「A.K.友の会」を同会社の事業部と位置付ける。現在、「株式会社ヒューマニティ」役員。「A.K.友の会」代表
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感想・レビュー
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Humbaba
7
ストーカーになるとしても、それは突然に変わるというわけではない。最初であれば小さな労力で打ち払える問題も、悪化してしまえば解決アデに途方も無いコストがかかるようになる。初期消火をするためにはまだ相手を思いやる気持ちがあるうちに関係を絶たなければいけないので、精神的に辛い部分はあるかもしれない。しかし、それをやらなくて不幸になり、もっとつらい経験をするのは自分自身である。2013/10/10
ybhkr
2
2001年刊行。ストーカー法できたばかりのころ。ストーカー法がまだなかったころに暴力をふるうストーカーに困った著者がそのときに出会った元刑事の警備会社でストーカー専門の部署を立ち上げ、いろんな案件を解決していく。この時代だし、実際はどれくらいのスタッフやスキルがいるのかわからないが、おそらく解決に至らないものもあったのではないか。この本には解決した事案が中心。精神病の引きこもりにカウンセリングをしたり、フィクションを読んでいる気分になるが、実話にフェイクをかけたからだろうか…。2015/12/14
ニコ
2
★★☆☆☆ 2012/12/09
タキタカンセイ
0
ストーカー加害者についての第一人者の小早川さんがなぜこの問題に取り組むことになったのか。様々な事例が彼女自身の個人的な体験、心情も含めてリアルに語られる。15年前の本ですが今現在に通じる貴重な本だと思います。2016/11/05
Q afuremark あふれ印
0
各論、事例集(数は少ない)2015/09/22