生成文法の方法―英語統語論のしくみ

生成文法の方法―英語統語論のしくみ

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  • サイズ A5判/ページ数 301p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784327401351
  • NDC分類 835.1
  • Cコード C3082

出版社内容情報

21世紀における統語分析の新たな地平

 生成文法理論研究は、理論・実証の両面で統語分析の質を飛躍的に高めてきた。本書は、その生成文法理論の基本理念に基づき、最近の過度に抽象的な理論に基づく分析案に見られる諸問題をも克服しうる、より妥当な文法理論の構築を試みるものである。

本書の構成
はしがき
第I部 総 論
 第1章 ことばの仕組――文構成の原理
 第2章 「変形」を含む構文分析例
 第3章 文構造の概観I
 第4章 文構造の概観II:動詞句
 第5章 文構造の概観III:名詞句
 第6章 一般原理(一般A-over-A原則)とコントロール(制御)・繰り上げ変形
 第7章 一般原理と照応関係
 第8章 Wh句移動変形と一般的制約
 第9章 付録:句構造分析の諸問題
第II部 特 論
 第1章 目的語への繰り上げと意味的拒否反応
 第2章 (イタリック→)That(←イタリック)-trace現象と寄生空所構文
 第3章 素性照合とwh句移動
参考文献
索引

*本書第I部は「現代の英文法」第4巻 『文I』(研究社刊)第1部の再録。

内容説明

生成文法理論研究は、理論・実証の両面で統語分析の質を飛躍的に高めてきた。本書は、その生成文法の基本理念に基づき、最近の過度に抽象的な理論に基づく分析案に見られる諸問題をも克服しうる、より妥当な文法理論の構築を試みるものである。

目次

第1部 総論(ことばの仕組―文構成の原理;「変形」を含む構文分析例;文構造の概観1;文構造の概観2:動詞句;文構造の概観3:名詞句;一般原理(一般A‐over‐A原則)とコントロール(制御)・繰り上げ変形
一般原理と照応関係
Wh句移動変形と一般的制約
付録:句構造分析の諸問題)
第2部 特論(目的語への繰り上げと意味的拒否反応;That‐trace現象と寄生空所構文;素性照合とwh句移動)

著者等紹介

長谷川欣佑[ハセガワキンスケ]
1935年(東京都)生まれ。1962年東京大学大学院人文科学研究科英語英米文学専門課程(博士課程)修了。現在、独協大学教授(東京大学名誉教授)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。