人文学研究叢書<br> 国家とエスニシティ―西欧世界から非西欧世界へ

人文学研究叢書
国家とエスニシティ―西欧世界から非西欧世界へ

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  • サイズ A5判/ページ数 257p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326601134
  • NDC分類 316.8
  • Cコード C3036

出版社内容情報

西欧・アジア・アフリカにおける「国家」・「民族」・「ナショナリズム」のあり方を,執筆者各々の研究領域・手法を駆使して検討を試みた「民族と国家」論再考の論文集。

【目 次】

 まえがき

第1部 国家・家族・市民社会

 第1章 スピノザの国家論
      ―ホッブズと関係して―
 第2章 近代社会における家族と国家
      ―ヘーゲル「市民社会」論を手掛かりとして―

第2部 エスニシティとマイノリティ

 第3章 カーストという現象
      ―インドにおける階級社会―
 第4章 ドイツの少数民族「ゾルブ」
      ―その抵抗の民族としての一断面―
 第5章 キプシギスの殺人事件から見た民族と国家

第3部 帝国とナショナリズム

 第6章 中華世界の構造と難民・移民・華僑
      ―福建省を中心として―
 第7章 フィリピン植民地体制と金融
      ―フィリピン国立銀行とエリート・ナショナリズム―

内容説明

新たな世界観の創造。特定の人物・地域に焦点を当て、史実を通じて従来の思想や基本概念の問題解明に挑む。

目次

第1部 国家・家族・市民社会(スピノザの国家論;近代社会における家族と国家)
第2部 エスニシティとマイノリティ(カーストという現象;ドイツの少数民族「ゾルブ」;キプシギスの殺人事件から見た民族と国家)
第3部 帝国とナショナリズム(中華世界の構造と難民・移民・華僑;フィリピン植民地体制と金融)