出版社内容情報
プロジェクト実施に伴う受益と負担の利害関係主体別に体系的に整理する便益帰着構成表を提案し,プロジェクト別に具体的に便益を計測する手法を解説。公共投資評価に有用。
内容説明
プロジェクト実施に伴う受益と負担を利害関係主体別に体系的に整理する「便益帰着構成表」を使い、具体的な実例を用いて簡便な便益計測の手法を解説する。公共投資評価の実務にきわめて有用である。
目次
基礎編(プロジェクト評価理論の発展経緯;便益評価の基礎理論と便益帰着構成表;空間経済系における便益帰着構成表;代表的な便益計測手法;一般均衡理論による計測便益の統計的性質)
応用編(交通整備事業の便益計測法;防災投資事業の便益計測法;環境改善事業の便益計測法;厚生変化の簡便計測法;便益計測論の今後の展望)