環境リスク管理―市場性と保険可能性

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  • サイズ A5判/ページ数 151p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326502134
  • NDC分類 339
  • Cコード C3033

出版社内容情報

バブル崩壊後の金融危機・金融再編の流れの中で、金融業界を取り巻くリスクの存在は大変重要な問題となってきている。そのため、金融関係各社にとってリスク管理は緊急を要する課題である。本書は、特に保険業界にとっての巨大リスク(ここで扱うリスクとは自然災害リスク、環境リスクである)を私企業レベルでどのように管理していくか、そのためにはどのような保険市場制度が必要となってくるのか、政府はそうした市場にどのような規制を行うべきか、私的な保険市場で対処できない問題について政府はどのような干渉を行うべきか、などについて研究

【目次】
第1部 社会的リスクの管理手法

序論 問題の所在
 1 社会的リスクの管理手法
 2 環境リスクの管理手法

第1章 管理手法(その1):政府給付制度
 1 社会的リスクの管理
 2 環境リスクの管理
 3 要約

第2章 管理手法(その2):法制度
 1 社会的リスクの管理
 2 環境リスクの管理
 3 要約

第3章 管理手法(その3):保険契約
 1 保険契約:歴史的展望
 2 保険の特徴
 3 再保険の役割
 4 不法行為責任制度と保険制度の保険金支払能力
 5 要約

第2部 環境リスクの管理手法

序論 環境リスクの保険について
   不法行為責任と損害賠償責任保険の相互関係

第4章 リスクの保険可能性と市場性
 1 保険可能性の二つの条件
 2 市場性の条件
 3 保険商品の料金設定
 4 要約

第5章 アスベスト・リスクへの保険:リスクの背景と特徴
 1 リスクの概観
 2 残存アスベストのリスク

第6章 アスベスト・リスクへの保険:保険可能性と市場性の条件
 1 保険可能性の条件
 2 アスベスト除去に関するリスクのあいまいさ
 3 残存アスベストに関するリスクのあいまいさ
 4 保険可能性に対するその他の障害
 5 管理費用
 6 商品の市場性
 7 本章の結論
 8 第5章と第6章の要約

第7章 その他の環境リスクについて
 1 環境汚染された不動産の損害賠償責任
 2 地下貯蔵タンク
 3 鉛塗装
 4 保険とリスク管理に対する教訓

第8章 要約と結論
 1 利点
 2 限界
 3 結論

訳者あとがき
索引 

内容説明

本書は、環境リスクを私企業レベルでどのように管理していくか、そのためにはどのような保険市場制度が必要となってくるのか、政府はそうした市場にどのような規制を行うべきか、について研究する。

目次

第1部 社会的リスクの管理手法(問題の所在;管理手法(政府給付制度;法制度;保険契約))
第2部 環境リスクの管理手法(環境リスクの保険について;リスクの保険可能性と市場性;アスベスト・リスクへの保険(リスクの背景と特徴;保険可能性と市場性の条件)
その他の環境リスクについて
要約と結論)

著者等紹介

斉藤誠[サイトウマコト]
1960年、愛知県生まれ、1983年、京都大学経済学部卒業、1992年、マサチューセッツ工科大学経済学部博士課程修了(Ph.D.)、ブリティッシュ・コロンビア大学経済学部助教授などを経て、2001年より一橋大学経済学部教授。ファイナンス理論、マクロ経済学を専攻

堀之内美樹[ホリノウチミキ]
1972年、東京都生まれ、1994年、慶応義塾大学経済学部卒業、1999年、ペンシルバニア大学環境学修士課程修了、環境政策を専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。