出版社内容情報
【解説】
発話とジェスチャー・行為の結びつきに「意味が生まれる」過程を,理論的・実験的・観察的,そして実践的研究を通じて,多様な角度から探る。
【目次】
人はなぜジェスチャーをするのか・成長点,キャッチメント,文脈・発話と身振りの記号論・ジェスチャー表現に関わる聞き手の存在 他
内容説明
ジェスチャーと行為に関する11本の論文を収録。
目次
第1章 人はなぜジェスチャーをするのか
第2章 成長点、キャッチメント、文脈
第3章 発話と身振りの記号論―個人内および個人間での発話と身振りの協調による談話の構造化
第4章 ジェスチャー表現に関わる聞き手の存在
第5章 発話にともなう身振りの発現頻度の個人差に関連する要因
第6章 擬人的キャラクターの動きと意味―ジェスチャーに対する注視と理解を中心に
第7章 自閉症児のことばの発達と手の動きの関係
第8章 異文化間コミュニケーションにジェスチャーが果たす役割―ある日系工場における日米従業員間での意思疎通の事例
第9章 ジェスチャー、知識、世界
第10章 行為の説明を理解につなぐ知識処理
第11章 行為の理解を遂行につなぐ知識処理
著者等紹介
斎藤洋典[サイトウヒロフミ]
1981年関西学院大学大学院文学研究科博士課程心理学専攻、単位取得退学。名古屋大学大学院人間情報学研究科認知情報論講座教授、文学博士。専門分野は認知科学、認知心理学
喜多壮太郎[キタソウタロウ]
1988年東京大学大学院情報工学研究科修士課程修了。1993年シカゴ大学大学院博士課程修了。Ph.D.(心理学および言語学専攻)。同年より、オランダマックスプランク心理言語学研究所専任研究員
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