出版社内容情報
【解説】
日本では「脳を知る・守る・作る」の3方向から研究の戦略が練られている。しかし欧米と比べるとあまりにも層が薄い現状がある。人材育成が急務といわれる。その人達へわかりやすく平易に解説。
【目次】
神経の発生・脳と神経の構成要素と機能単位・神経情報の統合他
目次
第1章 神経の発生(概説;神経系の初期発生と神経細胞の誕生;神経組織の領域化と細胞特異化 ほか)
第2章 脳と神経の構成要素と機能単位(アミノ酸、ペプチド、タンパク質;脂質とガングリオシド;神経成長・栄養因子とレセプター ほか)
第3章 神経情報の統合(イオンの透過性と膜電位;神経の興奮性・興奮伝導と伝達;視細胞と嗅細胞の情報変換機構 ほか)
第4章 病態(脳の形態形成とその異常;虚血性ニューロン死の本態とニューロン蘇生;アルツハイマー病 ほか)