「ごんぎつね」をめぐる謎―子ども・文学・教科書

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「ごんぎつね」をめぐる謎―子ども・文学・教科書

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  • サイズ A5判/ページ数 216,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784316369402
  • NDC分類 913.8
  • Cコード C3037

内容説明

「ごんぎつね」は、新美南吉が18歳の時に書いた作品である。舞台は近代化する以前の日本の田舎。「ごん」という小狐が、自分のいたずらの罪をつぐなおうとして、村人の兵十に接近し、最後に、その兵十に撃たれて死ぬ。現在この作品は申しあわせたように、小学校国語教科書の四年生の教材として取り上げられている。そうなったのは、それぞれの教科書編集者の自主的な判断に基づいたからであり、またそれを背後から支えている全国の教師たちの声があったからである。「ごんぎつね」は、学校の中の多くの子どもたちにも好んで受け入れられている。本書の意図するところは、その『「ごんぎつね」現象』の解明である。メディアとしての「国語」教科書の役割や、それを背後から支持してきた読み手たちの認識と感性の問題を「ごんぎつね」という作品を通して考えている。作品や教材に関わるいくつかの問題を、各章ごとに「謎」の形で読者に提出し、それを解き明かすという構成を取りながら論を進めた。

目次

第1章 「ごんぎつね」は誰が書いたか?―テキストをめぐる問題の発生
第2章 「ごんぎつね」の本文は、どのように確定されたか?―テキストをめぐる問題の展開とその現在
第3章 「ごんぎつね」は、どのように知られるようになっていったか?―作品受容の様相を探る
第4章 「ごんぎつね」は、どのように教科書に載せられたか?―国語教科書掲載をめぐる問題点とその考察
第5章 「ごんぎつね」は、どのように教えられてきたか?―国語学習の中の「ごんぎつね」
第6章 「ごんぎつね」は、どのように読めるか?―文学教材の可能性
附章 国際化時代のなかの「ごんぎつね」―「ごんぎつね」は、国際化時代に生き残れるか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mya*

20
読了本から派生して参考までに。「ごんぎつね」が純粋に新美南吉氏の作であることが実は疑問視されていたり、「赤い鳥」に投稿された「権狐」との内容の微妙な相違からくる印象の違いに驚きました。ラスト「ぐったり」なるだけでなく「うれしくな」るんですね。小学校での生徒のディベート内容抜粋は、なるほどと思わせるバラエティに富んだ発言も。この結末をどうとらえるか、人によって解釈が大きく異なる読み解きがいのある物語、日本の代表的な童話のひとつとして、理解がより深まりました。 2013/04/23

トマズン

2
ごんぎつね この作品を巡る背景はかなり深い。 完成された作品でも時代によって 或いは、委ねられる者の手によって 変貌を遂げる事があるのを知った。 それは、分かり易い様 その時代に合わせた言葉で表現するからだけど 表現の違いは解釈に大きな変化をもたらす。 ごんぎつねは、子狐なのか小狐なのか。 教科書に採択された一連の流れと 教育の場での扱い、それと著者の解釈には いろいろ考えさせられる。2015/07/10

らーめんさん

0
ごんぎつねについて、草稿との異同、教科書への採択状況の変化、文学としての読み、など多様な観点から切り込む。ごんぎつねに限らず「文学とは」「文学を教育で扱うこととは」という一般論としても読めるので、興味深い。2015/01/03

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