東と西の宇宙観 西洋篇

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東と西の宇宙観 西洋篇

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  • サイズ A5判/ページ数 317,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784314009959
  • NDC分類 102
  • Cコード C0021

出版社内容情報

5000年の世界観・宇宙観の変遷に見る、東西の思考様式の違いとは――

シュメール・バビロニアの神話的世界観からユダヤ教、ギリシア・ローマ、スコラ哲学、ルネサンス、近代・現代の宇宙観の変遷の歴史が、現代に問いかけるものとは? 「外から宇宙をみる西洋、内から宇宙をみる東洋」と言われるが、東西の宇宙観の変遷の歴史を比較精神史的に詳細に辿ることで、その違いを浮き彫りにする挑戦!


2005年掲載
静岡新聞11/6、読売新聞11/20、ブッククラブ回2005秋62号、ダヴィンチ1月号、図書新聞12/24、週刊読書人12/23、図書新聞12/24、週刊読書人12/23


第1章 神々の天地―メソポタミア神話の宇宙観
      1 宇宙論もシュメールに始まる
          最初の都市国家
          シュメールの統一王朝
          豊饒の女神ニンフルサダと水の男性エンキ
          シュメールの宇宙 - エンリルによる天地の分離
          人間の創造
          人類の絶滅 - 洪水神話
          シュメールの滅亡

      2 バビロニアの天地創成神話 - 「エヌマ・エリシュ」
          ハンムラビの帝国とマルドゥク
          「エヌマ・エリシュ」の宇宙創成論(1)
          「エヌマ・エリシュ」の宇宙創成論(2)
          マルドゥクは宇宙の創成の役もエンリルから受け継ぐ
          龍の神ティアマト
          「天地の神々の王」マルドゥク
          人間の創造と滅亡
          「エヌマ・エリシュ」の宇宙構造論
          ジックラト - 宇宙国家バビロニアの象徴
          バビロニアの占星術と暦法
          バビロニアの終焉

      3 メソポタミアとエジプト
          エジプトの環境
          エジプトの宇宙創成論
          エジプトの宇宙構造論

第2章 唯一神による万物の創造―ユダヤ教の宇宙観
      1 唯一神の誕生
          カナンの定住とヤハウェ信仰
          バビロン捕囚
          創造主としてのヤハウェ

      2 「創世記」の宇宙論
          光と天地の創造
          動植物と天体と人間の創造
          もうひとつの人間創造の物語
          エデンの園
          ノアの洪水
          旧約聖書の宇宙構造
          旧約聖書の終末論
          マカバイ朝の興亡とユダヤ人

第3章 美と幾何学の発見―ギリシア哲学の宇宙論
      1 ギリシア神話の宇宙観
          ヘシオドスの「神統記」が語る宇宙創成論
          ギリシア神話の宇宙構造
          人間の誕生と滅亡

      2 最初の科学者アナクシマンドロスの宇宙論
          ミレトス - 民主政治のポリス
          神のいない宇宙論 - タレス
          アナクシマンドロスの宇宙生成論
          生物と人間の起源
          アナクシマンドロスの宇宙構造論 - 宙に浮かぶ大地
          対称性の原理
          アナクシメネスとヘラクレイトス
          原子論の宇宙

      3 ピュタゴラスとピュタグラス学派の宇宙論
          サモスのピュタゴラス
          地球説の成立
          中心火の地動説

      4 プラトンの宇宙論
          アテナイの民主制とその衰退
          アテナイの哲学者 - アナクサゴラスとソクラテス
          プラトンとアカデメイア
          プラトンの国家論
          プラトンの宇宙構造論
          同心天球説
          宇宙創成論
          ギリシア人と宇宙
          人間創造論
          イデア
          宇宙と人間の霊魂
          宇宙の終末

      5 アリストテレスの宇宙論
          宇宙は永遠
          同心球の天を動かすのは第一動者
          四元素とその自然な運動
          地球が宇宙の中心にある理由
          ヘラクレイデスの地球=太陽中心説
          生物学と霊魂
          原子論は認めない

第4章 科学の中心から心の宇宙へ―ヘレニズム・ローマの時代
      1 ヘレニズム天文学
          科学はアテナイからアレクサンドリアへ
          観測の発達 - 太陽・月・地球の大きさ
          地球中心説の新しい理論 - アポロニウスとヒッパルコス
          プトレマイオスの「アルマゲスト」
          科学的な世界地図
          太陽中心説も唱えられる - アリスタルコス
          ピロポノスのアリストテレス批判
         小宇宙の科学 - ガレノスの医学

      2 ローマの人生論的宇宙論
          科学はアテナイからアレクサンドリアへ
          観測の発達 - 太陽・月・地球の大きさ
          地球中心説の新しい理論 - アポロニウスとヒッパルコス
          プトレマイオスの「アルマゲスト」
          科学的な世界地図
          太陽中心説も唱えられる - アリスタルコス
          ピロポノスのアリストテレス批判
         小宇宙の科学 - ガレノスの医学

第5章 無からの創造―キリスト教の宇宙観
      1 初期キリスト教の宇宙観
         新薬聖書の天地
         創造よりも終末 - 福音書
         「ヨハネの黙示録」

      2 キリスト教の勝利
         ユダヤ・キリスト教の神とイデア
         はじめにことばありき
         異端・異端との戦い
         神とキリスト - 三位一体説

      3 アウグスティヌス
         キリスト教への回心」
         「無からの創造」 - 神の全能性
         時間の創造
         アウグスティヌスにおける占星術と科学
         終末論の理解の仕方

第6章 ユダヤとギリシアの融合―スコラ哲学の宇宙観
      1 イスラムの天文学と宇宙論
         東ローマ帝国とネストリウス派のキリスト教
         イスラム教の誕生とギリシア科学
         「コーラン」のなかの宇宙論
         「コーラン」の終末論
         イスラムの天文学
         イスラムの占星術
         イスラムのアリストテレス研究
         アラビアからヨーロッパへ

      2 トマス・アクィナスの宇宙論
         大学の誕生
         ナポリ大学とパリ大学のトマス・アクィナス
         トマス・アクィナスの宇宙創成論 - パリ大学での論争
         宇宙構造論 - 神の栄光の証明
         天使を動かす天使
         ダンテの「神曲」
         占星術の復活

      3 スコラ学的宇宙論の展開
         スコラ学の歴史的意義
         「いきおい」の理論
         地球は動いているのか
         科学革命の前夜
         イエズス会による世界布教

第7章 宇宙の主役は人間に―近代科学の成立
      1 地動説の再発見
         十五世紀のルネサンス
         コペルニクスの「天球の回転について」 - ギリシアの地動説の再発見
         コペルニクスにたいする反発
         ティコ・ブラーエの折衷論
         コペルニクスの古さ

      2 円と球の呪縛からの開放 - 新しい宇宙の調和へ
         ケプラー - 惑星は楕円運動をする
         ガリレオ - それでも惑星は楕円運動をする

      3 無限の宇宙へ
         ジョルダノ・ブルーノの無限・無限宇宙
         デカルトの無限の宇宙とニュートンの絶対的な時空間

      4 原子論の復活と機械じかけの宇宙
         近代の原子論
         機械論の登場 - 宇宙も人間も機械時計
         機械論と技術
         近代医学の成立

      5 力学の誕生 - しかし神は死なない
         「自然という書物」
         デカルトの運動の法則と神
         ニュートンの力学の法則と神
         スピノザの「神即自然」

      6 啓蒙の時代の科学の追放
         近代ヨーロッパの盛衰と啓蒙思想
         ニュートン力学はフランスへ - ヴォルテール
         ドイツの啓蒙思想 - ライプニッツ
         カントの宇宙創成論
         カントの空間時間論

      7 神は不要
         力学の新展開
         太陽系の生成 - ビュフォンとラプラス
         ディドロの無神論
         生物の創造にも神は不要
         十九世紀の科学 - 科学技術と資本主義

第8章 人間はどこへ―現代の宇宙論
      1 アインシュタインの宇宙論
         一般相対性理論から導かれた宇宙
         科学と美
         宇宙と神
         ビッグバン - 宇宙論も繰り返される

      2 宇宙への回帰
         天の科学から地の科学へ
         宇宙論者アインシュタインが教えること

内容説明

「外から宇宙を見る西洋、内から宇宙を見る東洋」といわれるが、実際はどうだったのか。東西の宇宙観の変遷を詳細に辿ることで、人間・世界・宇宙を認識する思考様式の違いと共通点、あるいは東西の交流の歴史を浮き彫りにする挑戦。西洋篇では、古代メソポタミアの神話的宇宙観からギリシア・ローマを経てスコラ哲学、ルネサンス、近代科学・現代宇宙論へとつながる西洋の宇宙観の流れを、人間精神の営みとして考察する。『東と西の宇宙観 東洋篇』の姉妹編。

目次

第1章 神々の天地―メソポタミア神話の宇宙観
第2章 唯一神による万物の創造―ユダヤ教の宇宙観
第3章 美と幾何学の発見―ギリシア哲学の宇宙論
第4章 科学の中心から心の宇宙へ―ヘレニズム・ローマの時代
第5章 無からの創造―キリスト教の宇宙観
第6章 ユダヤとギリシアの融合―スコラ哲学の宇宙観
第7章 宇宙の主役は人間に―近代科学の成立
第8章 人間はどこへ―現代の宇宙論

著者等紹介

荒川紘[アラカワヒロシ]
1940年福島県生まれ。東北大学理学部卒。静岡大学人文学部教授、科学思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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晩鳥

2
レポートのネタ探しとして読みました。西洋の宇宙観についての本という事で、メソポタミアから始まりユダヤ教、ギリシャ・ローマ、キリスト教など現代のアインシュタインまで様々なものが載っています。非常に分かりやすく、いろいろな思想に触れられて面白かったです。2014/08/20

こずえ

0
宇宙観は科学史や哲学史につながるため、触れておくと面白い

ところてん

0
西洋の宇宙観が、歴史的流れに沿ってまとめられています。古くはメソポタミア神話からビックバンまで。宗教・思想・科学から多様な宇宙観の変遷が、詳しく理解できます。科学が「神学の侍女」から「資本の侍女」になったという視点はおもしろかったです。2016/09/10

ふみ乃や文屋

0
世界のはじまり、というのは興味深い。西洋において科学と宗教は分かちがたいのか。2016/05/04

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