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「うつ」と「躁」の教科書

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784314009393
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0011

出版社内容情報

患者にとっていちばんの武器は、知識だ

最も身近な精神疾患である「うつ」。これまであまり語られてこなかった「躁」。これらはそもそもどんな病気なのか、家族は何をすべきか、子どもが「うつ」に罹ったらどうすればよいか、治療は具体的にはどのように行われるのか……実際の症例や著名人のエピソードも交えながら、不安に陥らないために知っておきたい情報を幅広くカバーする便利な一冊。

2003年掲載
朝日新聞6/22、読売新聞6/22、産経新聞6/13、日経サイエンス8月号、ひよこクラブ9月号、心理学ワールド25号、月刊プレゼントfan5月号

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   治療の第一歩は、
       正しく知ること!


本書は読者に希望をもってもらうために書いた。

うつ病をはじめとする気分障害は、正しく認識されさえすれば、
治療できる可能性は非常に高い。
多くの場合、症状は解消ないし大幅に軽減できる。
たとえ気分障害であっても、患者は、満足のいく
豊かな生活を永く送っていけるのである。
                (「はじめに」より)

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内容説明

身近な病の基礎知識から著名人たちのエピソード、治療法の最前線まで―一冊で幅広くカバーする、充実した内容のテキストブック。

目次

「うつ」「躁」とは何か―気分障害という病気について
「性格の問題」とされがちな軽症の気分障害
大うつ病、双極1型障害(躁うつ病)双極2型障害
小児期・思春期の「うつ」と「躁」
「うつ」「躁」に伴うさまざまな障害
夫婦・家庭関係と「うつ」「躁」
うつ病の精神療法
うつ病の薬物療法
双極性障害の治療法
「うつ」「躁」に効く天然物質と代替療法
患者自身にできること
21世紀の診断と治療

著者等紹介

クイン,ブライアン・P.[クイン,ブライアンP.][Quinn,Brian P.]
ニューヨークで活躍するクリニカル・ソーシャルワーカー(一定の制限はあるものの患者を診断・治療できる資格をもつ)。シカゴ大学、ニューヨーク大学で学位を取得後、気分障害、薬物・アルコール依存症、夫婦間問題のカウンセラーとして開業。一般向け、専門家向けの執筆・講演を数多く行なう

大野裕[オオノユタカ]
1950年生まれ。慶応大学医学部卒業。85‐88年、コーネル大学医学部留学。88年、ペンシルベニア大学医学部留学。精神医学専攻。医学博士。現在、慶応大学保健管理センター教授。日本認知療法学会理事長

岩坂彰[イワサカアキラ]
1958年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。編集者を経て翻訳家に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうじ

114
⭐️⭐️2/5 ちょっと難しかったかな^_^;でも、気分が落ち込んだり、暗くなったりするのは、性格ではなく、病気のせいだと書いてあり心が安心しました。早く鬱になる前の自分に戻りたい^_^少しずつ頑張ります^_^2015/09/24

ユメ

57
日本は精神医療後進国だということを痛感した。精神疾患に対して未だに「性格の問題」「心が弱いのが悪い」などという偏見が恥ずかし気もなく大手を振って歩いているが、それは足を骨折した人が上手く歩けないのを責めるのと同じようにおかしなことであるということを、誰より患者自身が認識する必要がある。自己批判に走りがちな患者にとって、抑うつ的になるのは病気のせいであるという事実を心に留めておくことは救いになる。それがこの本の一番伝えたいメッセージではないだろうか。できる時に、自分の病気について学んでおくことは大切だ。2015/07/06

ばん

1
役に立ちました。これはよくわかる。ありがとう。2012/10/04

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