三位一体改革と地方税財政―到達点と今後の課題

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784313120440
  • NDC分類 349
  • Cコード C2033

内容説明

国庫補助負担金、地方税、地方交付税の改革。「三位一体の改革」は、理想にどこまで近づき得たのか、自治体税財政運営・実務はどう変わるか、そして地方財政の将来は。地方分権の推進に学者生命をかける編者と困難な改革作業に毅然と立ち向かった実務家による入魂の一冊。

目次

第1章 三位一体改革の意義と課題―自治体の役割を高め「下から上へ」の改革を目指せ!(本来の形に戻す「改革」;「ゆとりと豊かさを実感できる社会」を求めて;「歳入の自治」を取り戻す;関与縮小から役割拡大へ;担うべきヴィジョン)
第2章 三位一体改革の経緯(2001年度まで;2002年度;2003年度;2004年度;2005年度)
第3章 三位一体改革の到達点(国庫補助負担金の改革;地方税の改革;地方交付税の改革)
第4章 地方財政の将来(地方財政の課題;制度改革の方向;進め方;地域の行財政運営)

著者等紹介

神野直彦[ジンノナオヒコ]
1946年生まれ。東京大学経済学部卒、日産自動車を経て、東京大学大学院博士課程修了、大阪市立大学経済学部助教授などを経て、東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授。専攻=財政学・地方財政論。現在、地方六団体・新地方分権構想検討委員会会長、日本自治学会会長等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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