河出文庫
シネマの快楽

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309474151
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0174

内容説明

ゴダール、タルコフスキー、シュミット、エリセ…日本公開時に行なわれた、名作の数々をめぐって映画の達人どうしが縦横無尽に語りあかす、愛と本音がこぼれる名トーク集。さらに、古今東西の映画をめぐって、自由自在に語りあう対談も収録。映画音楽の話や、架空の十夜連続上映会の催しなど、まさにシネマの快楽満載。

目次

ゴダールらしさの構造―ジャン=リュック・ゴダール『パッション』をめぐって
なんというナイーヴさ―ゴッドフリー・レジオ『コヤニスカッティ』をめぐって
室内のソ連市民社会―ニキータ・ミハルコフ『ヴァーリャ!』をめぐって
知を揺るがす宇宙論的変容―アンドレイ・タルコフスキー『ノスタルジア』をめぐって
名づけられないものの相貌―ジャン=リュック・ゴダール『カルメンという名の女』をめぐって
メロドラマの映画術―エットーレ・スコラ『特別な一日』をめぐって
夢の密輸―ダニエル・シュミット『ラ・パロマ』をめぐって
記憶の集積、イメージの再生―ビクトル・エリセ『ミツバチのささやき』をめぐって
木霊を喚起する力―ビクトル・エリセ『エル・スール』をめぐって

著者等紹介

蓮実重彦[ハスミシゲヒコ]
1936年生まれ。映画評論家、フランス文学者。映画関係の著書に「シネマ記憶装置」「監督 小津安二郎」「ハリウッド映画史講義」<映画狂人>シリーズ等

武満徹[タケミツトオル]
1930~’77年。作曲家。代表作に「ノヴェンバー・ステップス」等。映画音楽に勅使河原宏監督「砂の女」、大島渚監督「愛の亡霊」等。著書に「武満徹著作集」等
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

TOMYTOMY

4
武満さんの娘さんの、あとがきが何とも良い。 このシネフィルのめんどくささというか、永遠とああでも無いこうでも無いと話せる訳です。 観てないと癪だし、好きな映画を貶されると擦り寄りながら、反転させようとするw2019/01/09

とす

2
武満の名前を見て手に取ったがちょっと古くて難しすぎた。知っている映画はほとんどなく、ヒッチコックやチャップリンくらいしか知っている人名も出てこなかった。最後の娘さんのコメントが一番興味深かったかもしれない。

gorgeanalogue

2
再読。二人して「シネマの快楽」に溺れているのが「勝ち負け」関係なくなんとも楽しい。武満の詩的な感想は蓮實に記号論的に回収されてしまうように見えるのだが、(楽しみながら)異化されているのは(構図として淀川長治との鼎談にやや似て)蓮實先生の方でしょう。2019/05/10

やいとや

1
対談本は「如何にスイングするか」が妙味な訳で、真っ向からぶつかり合うのも意気投合しまくってキャッキャやるのも良いが、こうした「大人同士が礼儀正しく接点を見定める」感じは非常に良い塩梅。蓮實の捻った視点と武満の実作者としての経験は時にすれ違うけれど、そこを決して恐れない感性は矢張り「大人」というのが一番正しいだろう。映画評論界って、何故か子供っぽい人多いから(蓮實でも単著とか別の対談者とかだと子供っぽい時あるし)。蓮實の「自分で撮れなかったくやしさみたいなものもあります」という珍しい吐露が実感篭って響いた。2018/03/31

hr

1
前回読んで以後に、ヴィクトル・エリセの「ミツバチのささやき」を観たのでその部分を再読。武満徹が激賞している。その理由にも納得。同じくエリセの「エル・スール」を観たくなる。2017/01/07

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