河出文庫<br> 偏愛的作家論―渋沢龍彦コレクション

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河出文庫
偏愛的作家論―渋沢龍彦コレクション

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309473321
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0195

内容説明

小説本来の楽しみとは、スタイルを味わうことにあるとする著者が、石川淳、三島由紀夫、久生十蘭等、二十四人の日本作家へ捧げたオマージュ。乱歩の「玩具とユートピア嗜好」を探るかと思えば、『黒死館殺人事件』への傾倒ぶりを語り、南方熊楠こそ「悦ばしき知恵」の体現者であると自在に筆をすすめていく、本の快楽主義者のための書。

目次

石川淳
三島由紀夫
稲垣足穂
林達夫
龍口修造
埴谷雄高
吉行淳之介
鷲巣繁男
野坂昭如
花田清輝〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

双海(ふたみ)

12
私の興味関心から、澁澤が「かけがえのない尊敬すべき先輩であり、友人であった」という三島由紀夫に関する章のみ読みました。2014/04/07

bunca

1
タルホが読みたくなりました。2013/11/13

猫森

0
「(石川淳)氏は好んで『精神の運動』ということを口にする。運動の相をもとに眺められた文化こそ真の文化であって、精神においても文化においても、停滞は最大の敵なのである。」うむ。取り上げられる作家を知らないと読み進めるのが難しかった。2014/05/18

小林ミノリ

0
取り上げられている作家との交流も含めて、まさに偏愛的と呼ぶにふさわしい作家論の集成、偉大なる先達の残した、ある偏った人に向けた最良の作家論でありブックガイド。

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