内容説明
仕立て屋も靴屋も、トリュフ狩りの名人もシャンペン造りの名人も、みな生き生きと仕事をしていた。人生を楽しく、生きがいのあるものにする、ちょっとした贅沢な趣味についてのユニークな研究。大ベストセラー『南仏プロヴァンスの１２か月』のピーター・メイルがみずから取材し、軽妙な筆致でつづった、楽しく読めて役にも立つ傑作エッセイ集。
目次
紳士のこだわり
黒いリムジン
愛人を持つ
一千ポンドの高級折りたたみ帽
訴訟はいかが？
メイフェアの仕立て屋
億万長者のキノコ
親愛なる骨董品殿
使用人について
クリスマス・ショッピング〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
2
いやぁ 面白かった
ころにゃん
1
人生を楽しく働き甲斐のあるものにする、ちょっとした贅沢。適度に自分を甘やかすことを心得ていて、誰でも味わうことのできる洗練された世界。の紹介ばかりではなく、大富豪のお金の使い方や、億万長者の信じがたいコレクション、誂え物の贅沢がふんだんに描かれていて、興味がわき、想像力が増していく。流れるような流麗な文章、ちょっとからかうような軽さ、うまい表現やコンパクトな文章が魅力的である。2019/12/01
Ｌｉｌｙ
1
まえがきが一番面白かったw 本文は、扱うテーマ（物）によってはふむふむと共感もできたものの 男性向けの文？本だなと感じた。 ゆったりお茶を飲みながら読むつもりだったんだけど、 実際は、姿勢を正さないと読めない、教授の授業を受けてるよーなwそんな気持ちにさせられる、大人の男の本って感じでしたーっ！2014/12/30
シギ
1
ピーター・メイルと言えば大ブレイクした「南仏プロヴァンスの12か月」があるじゃないかｗ と、思いつつ途中で眠くなってしまうのでこちらを選択。だって、田舎暮らしをしたいとか思わなんだモン……。良くも悪くも悪乗りして面白がっている感じがいいです。
Miyabi
1
男性目線での贅沢の探求。 様々なユーモアあふれる本。面白い。 女性がこんな語り口で贅沢を探求している本、無いかしら……。2013/03/15
