河出文庫<br> 女嫌いのための小品集

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河出文庫
女嫌いのための小品集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 203p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309461212
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

エゴイストの女、男を替えて生きていく放蕩な女、作家をきどり、芸術にのぼせあがる女、善人面をして宗教や道徳を説く偏執狂の女…。ハイスミス一流の冷めた視線が〈女〉たちの嫌らしさとその残酷な最期を赤裸々に描きだす。女嫌い、女好き、フェミニスト、男性讃美者―。その全ての人に贈る〈女嫌い〉というショート・ショート。待望の翻訳。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

47
久々【再読】ハイスミス。女嫌いというよりも人間嫌い。底意地の悪さは清々しい程だ。それにしても20代の頃に読んだものを改めて手に取ると、殆ど初読の新鮮味。何かは残っていてくれと我が脳細胞に願うのみ。無念。2016/01/16

あたびー

25
同性に対してここまで手厳しく!?と思ったけれど、きっと彼女は性別を問わず誰にでもシニカルな目を向けるのだ。17のショートショートに現れ出たるやりすぎな人々が(現代では受け入れ難い表現もありますw)風景描写などを一切削り取った必要最低限なストーリーの中に右往左往している。ほら、やっぱり女だけじゃなく男も手厳しい扱いを受けている。2020/03/30

eirianda

21
ますますハイスミスが好きになった!なんと冷酷に目線で人を描くのだろう。自分もここに描かれた誰かに一部当てはまるところもあり、実際にハイスミスと対面するのは絶対嫌だが、彼女の作品を読むという安全な行為で楽しみたい。元祖嫌ミス。2018/04/20

三柴ゆよし

13
タイトルこそ「女嫌い」だが、その冷淡な筆致は、ほとんど「人間嫌い」の域にまで達している。いやァな読後感の掌品集……のはずなんだけど、「ざまァみやがれッ!」って感じで、ゲハゲハ笑えちゃう作品(「芸術家」「動く寝室用品」「犠牲者」「福音伝導家」など)がわりと多いように思われるのは、私の性格の悪さですかそうですか。それにしても宮脇孝雄はこういう悪趣味な小説が好きだなホント。2011/03/05

mejiro

12
「女流作家」「中流の主婦」「動く寝室用品」「小公女」「純潔主義者」が特におもしろかった。この内容にはショートショートの形が合っている。これ以上長いと毒が強すぎて読めなさそう。サマセット・モームが優しい紳士に思えるほど辛辣。文章が上手いのが厄介(褒めてます)。<せっかくの―三食昼寝つきなのに>とか。笑ってしまう自分はひとでなし。ここまで書いてしまうハイスミスは意地悪を超えて潔い…? 2017/05/10

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