河出文庫<br> 推理小説

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河出文庫
推理小説

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309407760
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

会社員、高校生、編集者…面識のない人々が相次いで惨殺された。事件をつなぐのは「アンフェアなのは、誰か」と書かれた本の栞のみ。そんな中、出版社に届けられた原稿には事件の詳細と殺人予告、そして「事件を防ぎたければ、この小説の続きを落札せよ」という要求が書かれていた…最注目作家、驚愕のデビュー作。

著者等紹介

秦建日子[ハタタケヒコ]
小説家・劇作家・演出家・シナリオライター。1968年生まれ。97年より作家活動。2004年、『推理小説』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

272
入り込み易い本ではないが、面白い。推理小説とは何かを問うメタ推理小説。世間にいい顔を向け繕うことが出来ず、苦しい道を歩んだ女と男。やがて惹かれあう2人。犯人はだいたいわかってしまうが、ミステリは本書のキモではない。前半は出版業界自虐ネタばかりで、評判の割りにつまらない話だなと思ったが、後半のための準備だった。重要な2人のキャラが際立った。似たような二人は根本が違っていた。ドラマは観てないがこの話は小説で読むべきだ。犯人を知ってても面白いのではないかと思う。2019/03/06

Shinji

107
秦建日子さん、初読みでした。ドラマも映画も見てませんが雪平のイメージは篠原涼子さんで固定。 視点がコロコロと代わる部分や文中小説のインサートがあっていささか集中出来ずにいましたが、犯人探しとして面白かったですね! 雪平刑事のカッコよさが際立っていた分他の登場人物が目立たなかったのが残念。…ということはドラマや映画に向いている作品なんでしょうね。ドラマ観てみたいです♪2016/05/17

キングベルⅩ世

83
バツイチの女性刑事・雪平と相棒の安藤が連続殺人事件を追うミステリー。ドラマの再放送に影響されて早速手に取ってみたが、ドラマ見てない方が楽しめたな、コレは。そのままドラマの脚本と言われても納得。というよりミステリーっぽさや警察小説らしさが良くも悪くもない。警察内での女性の立場云々とか階級社会が~!とか仲間意識とかそういうのとは無縁だし、事件や雪平自体はブラックなのに非常に軽く読める。ラストはそれしかないだろうなという落とし所に落ちてるのでスッキリ。2015/04/06

takaC

80
読者に推理できない。アンフェアなのは誰か?作者じゃ。2008/07/06

セウテス

78
雪平夏見シリーズ第1弾。作者デビュー作品。推理小説というタイトルの、サスペンスであり本格ではないです。ドラマを見てしまっているため、雪平夏見は篠原涼子として頭に描いてしまう。それにしてもこの主人公は、たいへん魅力的である。残念な事に人物描写も心理描写も、ドラマの方に軍配が挙がる様に思う。元々脚本家の作家さんだからか、ノベライズの様な印象を受ける。探偵役の雪平たちが、犯人を特定謎を説くという推理小説の醍醐味が無くて、私は残念でしたが敢えて演出してないのでしょう。犯人特定も出来ますが、論理的とは言えない。2016/04/28

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