ニコポル三部作〈3〉冷たい赤道

ニコポル三部作〈3〉冷たい赤道

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  • サイズ A4判/ページ数 53p/高さ 33cm
  • 商品コード 9784309264042
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

内容説明

フランス・コミックの人気作家であると同時に独自の映像世界を生み出す映画監督でもあるビラルが、映像へのあふれんばかりの想いをこめた三部作完結編。息をのむ絵の力・映画的実験が衝撃をあたえるニコポル三部作第3弾。

著者等紹介

ビラル,エンキ[Bilal,Enki]
1951年旧ユーゴスラヴィア生まれ。1960年パリへ移住。72年デビュー。1980年ニコポル3部作刊行開始(~92年)。1985年『薔薇の名前』のストーリー・ボード担当。1987年アングレーム国際コミックフェスティバルにてグランプリ受賞。1989年映画監督デビュー作『バンカー・パレス・ホテル』。1997年長編映画第2作『ティコ・ムーン』(ベルギー国際ファンタスティック・SF・スリラー映画祭特別審査員賞受賞)。1998年『モンスターの眠り』世界10か国で同時刊行
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anatra

3
ニコポル三部作シリーズ第3弾。前回から時はたちニコポルJr.は父を探して旅をする。ニコポルの息子はなかなか可愛そう。結局この世界はどうなってしまうのか。2019/09/11

Junichm

2
バンデ・シネの巨匠の初期代表作。外宇宙から来た不死の神族に反抗する狂った神ホルスと、軌道上に追放されていた犯罪者のニコポルとの暴力と狂気の遍歴が、ダークかつサイケデリックな絵で描かれる。後期の作品よりアウトラインがはっきりしているなど、ふつうのコミックに近い絵柄だけど、オンリーワンの世界観と独特の色彩感覚は初期からすでに確立していたことがわかる。2016/04/05

saladin

1
前作『罠の女』の9年後が舞台。今度はニコポル・”ジュニア”(3部作通しての主人公ニコポル・”シニア”の息子。父親の”シニア”が30年間凍結されていたため、同年代なのだ)がメイン。行方不明になった父親を捜すために赤道シティにやってくるのだが…。ようやく再会した後に父親のとばっちりで酷い目に。これでおしまい!? ところで”チェスボクシング”って…。ニコポルはなんでこんなもののチャンピオンになりたかったんだ?2018/03/31

龍國竣/リュウゴク

0
ニコポル第三部。作中で映画を再生してしまうという試み。ビラルの作品は、映画的というより絵画的であるが、その場面ではむしろ映画への憧憬を感じさせる。ニコポルの瓜二つの息子が登場し、話はより複雑化する。全体的に混線しているが、絵の力が上回る。2013/06/16

ヴィオラ

0
相変わらず凄い画力だけど、お話は良く分からない…(´A`)文化的・地理的な広がりは魅力的だけど、ちょっと広げすぎて回収しきれてない気がする。それにしても、ニコ(息子)可哀相すぎ(ノд<。)゜。2011/11/05

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