宮本常一―逸脱の民俗学者

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309226002
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0039

内容説明

宮本常一は、ありきたりな観察者の位置を踏み越え、とおりいっぺんの民俗学者からも逸脱し、徹底した資料分析とフィールド調査に基づく慧眼を土台に、独創的かつ横断的な“宮本総合学”の完成へ向かった。その生涯の軌跡を追う。

目次

第1章 故郷周防大島からの出発(生活体験の客体化;調和と共同;生活体験の延長線上に)
第2章 逸脱の「民俗誌」学者(柳田民俗学と渋沢民具学の学習;地域「生活誌」学者としての出発;保守主義者としての完成)
第3章 創造的人文科学者の誕生(社会経済史学者としての再出発;保守主義者のかなしみ・疑問・批判;総合社会史学としての完成)

著者等紹介

岩田重則[イワタシゲノリ]
1961年、静岡県生まれ。専攻は民俗学/歴史学。中央大学総合政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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