内容説明
女戦国大名、良妻賢母、戦国一の美女…、それぞれ個性あふれる女性たちの人生模様の真実を史料に基づいて活写。
目次
「三本の矢」の母―妙玖
女戦国大名―寿桂尼
徳川家康の正室―築山殿
戦国一の美女―お市の方
龍造寺隆信の母―慶〓（ぎん）尼
武田信玄の娘―黄梅院殿
二階堂盛義後室―大乗院
上杉謙信の姉―仙洞院
浅井三姉妹の長女―淀殿
前田利家夫人―芳春院
山内一豊の妻―見性院
豊臣秀吉正室―高台院
将軍の母、天皇の祖母―崇源院
浅井三姉妹の二女―常高院
将軍家光の乳母―春日局
明智光秀の娘―細川ガラシャ
著者等紹介
小和田哲男［オワダテツオ］
静岡大学教授。１９４４年、静岡市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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コギコギ555
1
NHK（歴史番組）でもお馴染みの小和田先生編集の本著作。16名の戦国女性たちについてコンパクトにまとめられてました。それにしても、実名不明の女性の多いことったら…。ともあれ彼女たちは夫、兄弟等家族が有名だったから辛うじて出家名は残っているわけで、家系図に「女」と記載されている女性よりはマシなのかな。そんな状況だから、有名なエピソードも後世にそうさくされたモノも多いのだと思う。とはいえ、本著では史資料に基づく内容となっていたので興味深いものもあって、思った以上にスラスラ読めました。2016/04/15
陸
0
小和田哲男先生編集なので、戦国武将の妻たちアンソロ状態。１６人もいる分、その生涯を追うのに、性格は定説を採用しているような。女性ごとに採用した資料が載っているのはいいかも。2013/03/15
ふぁん
0
ガラシャ夫人の洗礼前の名前は玉子2013/03/03
二水
0
好きなんです、歴史。そして歴史を彩る女性たちが大好きなのです。特に戦国時代は「男の時代」と思われがちなのですが、それを覆すような鮮烈な生涯を生きた女性たちの〝事実〟が、ここにあるような気がします。個人的には立花誾千代とか、濃姫とか、駒姫、大祝鶴姫、井伊直虎などの方々も是非取り上げて欲しかったですね。2012/04/26
